パーク・ライフ

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著者 : 吉田修一
  • 文藝春秋 (2002年8月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163211800

パーク・ライフの感想・レビュー・書評

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  • さしたる憎悪もないんだけれど、愛情も希薄というのか淡白というのか、そんな人間関係の中で日々をやり過ごす彼ら。友人であっても親子であっても夫婦であっても、共有する時間が鬱陶しく、さりとて縁を断ち切ることも面倒で、距離を保ちながら気ままに生きようとする。気になる異性とでさえ一線を越えず、でも別れたくはない。付かず離れずに徹するライフスタイルは、気苦労がないようで、でもどうなんだろう。気心が知れない分、相手の胸の内を推量し、かえって要らぬ気苦労をしょっているようで、むしろ面倒くさそう。常に誰かを思いやっていることが、ある意味心の糧となり得ないなら、かくも空虚な今が流れていくんだ。

  • 第127回芥川賞。
    ・パーク・ライフ
    ・他一遍(flowers)

    公園を中心に描かれる若者の話し。

    3-

  • 1個目の。続きがあるのか思えた終わり方だと思っちゃった。なんだったんだろって思えたんだよなぁ。
    後ろの。誰もが、いや僕は持ってる曖昧な乱暴な自分を抱えててそんな場合やあんな場面ではあーしたりするかもってちょっと気付かさせてくれてたり。自分でも気付いてないフリをしてるカサブタの部分をこそっとめくられてしまったみたいな。あーヤダヤダ自分って思ったりして。

  • パークライフ
    flower

    心理描写や人物描写が良い。情景など思い描くことができる。
    ストーリーは、結局何が伝えたいことだったのかを読み解くことができなかった。

  • 芥川賞受賞作の「パーク・ライフ」と「flowers」の中編2編。
    日比谷公園を舞台に偶然であった男女の関係を描く「パーク・ライフ」
    特に事件がおこるわけでもにく、淡々と物語は進んでいく。
    不思議な雰囲気の話だった。
    (図書館)

  • 吉田さんの作品を読むようになり、「これタイプ!」という場合と「もやもや~ん」となる場合があり、これは後者(笑)。でも、それが吉田さんの味なのだろう。

  • ありそうでなさそうな、なさそうでありそうな、そんな日常の人間模様が描かれていました。

    小説の世界に激しい感情の揺れを求めてしまう自分にとっては不完全燃焼でした。

    唯一心が揺さぶられたのは「なぁ、一人で死ぬのと、一人だけ生き残るの、どっちが怖いやろ?」(『Flowers』より)と登場人物がふとつぶやいた答えのない問いかけかな。

  • 途中挫折

  • 日比谷公園でいつも見ているけれど、声まではかけない他人同士の二人。たまたま同じ電車で間違えて話しかけた事がもとで知り合いに発展していく。

    でもお互いの勤め先も、名前すら知らない。

    なのに、公園で見つければ話しかけるし、写真展に一緒に行ったり、気球を飛ばす不思議なおじさんに話しかけたりする。

    付かず離れず、このくらいのひやひやするような関係って新鮮ですね。

  • #読了。芥川賞受賞作品。中篇2作。
    日比谷公園を舞台に偶然であった男女の不思議な関係を描く「パーク・ライフ」。人に流されつづけてきた男の成長を描く「flowers」。
    どちらも、どこにでもいそうな、どこにでもありそうなありふれた日常が描かれているのだが、ついつい引き込まれる。人と人との繋がりを考えてしまう作品。

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パーク・ライフの作品紹介

他人だから、恋がはじまる。東京のド真ん中「日比谷公園」を舞台に、男と女の"今"をリアルに描いた最高傑作!芥川賞受賞作。

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