- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163239309
感想・レビュー・書評
-
いまさらながら、山田詠美のすごさを思い知る。
この人、本当に文章のセンスがすごいなぁ。
内容は恋愛小説。
一癖も二癖もあるけれども、
やはり恋はいいもんだね。
『海の底』がかわいかったなぁ。
大人の初恋、初恋のやりなおし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山田詠美の表現力が、柔らかな風味となって溶け合う。
-
体を商売道具にする職人をなまめかしく描く。
体温が伝わる、こちらの心もジンジンしてくる。
私にとっては、新しい。
体温には心も宿っていることもうまく描いている。
傑作だと思う。 -
短編集。
映画にもなった「シュガー&スパイス 風味絶佳」の原作が入っています。
なんだか私にはどの話もイマイチで、あまり共感できませんでした。 -
春眠とあとがきが印象に残った。なんで尊敬しているのかがわかった。
あまり扱われない職業が多かったので珍しいなと思っていたら、意図的だったようだ。 -
爽やかから変態なのまで
-
どの話も世界観が確立されていて、登場人物がくっきりしている。
特に表題作のキャラクターがいい。
風味絶佳の志郎と春眠の章造の普通さに好感。 -
すごい久しぶりに山田詠美さん。
短編集です。
「風味絶佳」ってタイトル好きだなぁ。
それにほんと文体すごいし,
なにより感性が豊か。っていうのを越えて鋭い。
人間味がある。を越えて生々しい。
表題作は面白かった。
若いボーイフレンドがいる70歳のあばぁちゃん。
ハツラツです。
個人的には「海の庭」が好きでした。