あなたと、どこかへ。 eight short stories

  • 文藝春秋
3.26
  • (17)
  • (48)
  • (156)
  • (15)
  • (2)
本棚登録 : 400
感想 : 87
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163239507

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 8人の作者さんがタイトルに沿った短編作を綴った1冊。同じタイトルだけど、それぞれ個性があり面白かった。お気に入りは角田光代さんと石田衣良さんと谷村志穂さん。谷村さんの著書は今まであまり読んだことがなかったので今後読み進めてみようと思う。

  • Drive a car. there are theme that forty age and before say it in this short stories. (include NISSAN TEANA) . you can read easy and light.

  • ドライブをテーマにした8人の作家による8つのショートストーリーを収録。
    それぞれの物語に垣間見えるふとした切なさが好き。大切な人を車の助手席に乗せて、どこかへ、ドライブに出かけたくなった。

  • 有名作家さんのオムニバス作品。皆さん読みやすくドラマ感あり。

  • 軽さがいい

  • 色んな人が車をベースに物語っている小説w

    読み流すには普通に読めるが・・・ 特に面白い、とも思えず
    途中でやめちゃいました。

    また機会があったら続きを読もうか・・・ くらいな感じです。

    ただ、こういう色んな小説家の方の短編集(?)は
    好きな小説家さんを発見できたりするので好きですw

  • 日産TEANA告知サイトで発表された「車で一緒に」の8つの短編小説収録。夫婦、家族、恋人、本、想い出―それぞれの「あなた」と、どこかへ。
    吉田修一さんが描いた夫婦は愛おしい。
    川上弘美さんの老いた母とのドライブは反則。

  • 日産のサイトに掲載されていた「ドライブ」にまつわる短編集。
    8つの話は車を舞台の中心として展開する。
    動く密室ってなにかとドラマが生まれやすい空間だといまさらながら思った。

    私が一番好きだったのは(他のレビューでも評価が高いみたいだけど)角田光代さんのお話!
    にくめなくて、いじらしくて、最後にほんのり希望を持たす。飽きない。すごい作家さん。

    次が石田衣良さんの話。自分でも意外だったけど…笑
    「ぼく」がたくさんの本とともに車で一人旅をするだけの話。なのに、まるで自分が一人旅を楽しんでいるみたいな錯覚に陥って楽しめた。「あなたと、どこかへ」ってタイトルだけど、この話でいうあなた=本なのかな?
    いずれにしてもこんな旅、ちょっと憧れます。

    他の話も人生の機微に触れていたけど、あまり面白くないのもあった。

  • 車の運転好きじゃないけど、ふとドライブもいいな、って思った。

  • プラトニックな大人の恋愛?短編小説集。朝の床屋待時間から読み始めて、穏やかな気分の休日が過ごせました。
    車が絡む話ばかりと思ったら、裏表紙に答えがあった。

全87件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『日本語の外へ』『万年筆インク紙』『珈琲が呼ぶ』『窓の外を見てください』『いつも来る女の人』『言葉の人生』ほか多数の著書がある。

「2022年 『これでいくほかないのよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

片岡義男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×