あなたと、どこかへ。 eight short stories

  • 文藝春秋
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本棚登録 : 400
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163239507

感想・レビュー・書評

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  • 7人の作家のドライブに纏わるおしゃれな短編集。

    川上弘美さんのは読んだ後、
    ジーンと来てしまいました。

  • ばばあに恋人を取られただけでがたがた

  • 8人の作家による短編集。
    普段読まない作家の魅力を発見できればと思ったわけだが。
    片岡義男の文体が独特で印象的。
    クドイっつうか何つうか。
    他の作家も短すぎるのか山も谷もない話が多く暇つぶしにはなるけどオススメはしない。

  • (2007.10.12読了)(拝借)
    副題「eight short stories」
    8人の作家の作品が収録されています。日産自動車のサイトに掲載されたものを1冊の本にしたものです。
    吉田修一著、「乙女座の夫、蠍座の妻。」
    角田光代著、「時速四十キロで未来へ向かう」
    石田衣良著、「本を読む旅」
    甘糟りり子著、「慣れることと失うこと」
    林望著、「この山道を」
    谷村志穂著、「娘の誕生日」
    片岡義男著、「遠い雷、赤い靴」
    川上弘美著、「夜のドライブ」

    吉田修一、角田光代、石田衣良、川上弘美の4人は、他の作品を読んだことがありますが、残りの4人はこの本での作品が初めてです。どれか気に入った作品があれば、読む作家の範囲が広がるかなという期待が多少あったのですが、読んだことのなかった作家の中で気に入ったものはありませんでした。
    8つの作品で共通するのは、車のドライブシーンが出てくることです。日産自動車のサイトですので、作品を書いてもらうときの唯一の条件が、きっとそういうことだったのでしょう。
    吉田修一、角田光代、川上弘美、の3方は、短編も結構読めますが、石田衣良の場合は、ある程度の長さがないと作品として読めるものにはならない様です。
    (2007年10月13日・記)
    (「MARC」データベースより)amazon
    ここではない、どこかへ。あなたと、ふたりで-。かつての、あるいは今の愛を確かめにドライブに出かけるふたり。日産TEANAスペシャル・サイト発信、8人の作家による8つの短篇小説を収録する。

  • 図書館にて。
    角田光代「時速40キロで未来へ向かう」良かったなあ…。
    谷村志穂「娘の誕生日」スタイリッシュであったかい。
    そしてなんといってもラスト、川上弘美「夜のドライブ」やっぱり、作家って、小説ってすごいなあ。

  • えらい車が良く出るなぁ、と思ったら、日産TEANAのサイトからの小説だった。
    あんまりあっさりし過ぎていて、あんまり覚えていない・・・
    角田光代の姉弟の話は、じんわり暖かで良かった。
    石田衣良のは、へっ?て感じでがっかり。
    谷村志穂も良かった気持ちだけ残ってるんだけど・・・覚えてない~!!

  • 2007年1月21日購入。
    2007年11月15日読了。

  • 2009.10

  • <内容>ここではない、どこかへ。あなたと、ふたりで-。かつての、あるいは今の愛を確かめにドライブに出かけるふたり。日産TEANAスペシャル・サイト発信、8人の作家による8つの短篇小説を収録する。

  • 物足りない。
    昔の俳人が旅先で一宿のお礼に置いていった句のような、やっつけ仕事のような物足りなさ。

    ■吉田修一
    夫婦でも他者に干渉しないことを良しとする考え方は好き。
    でも、客観的に見るとただの他人みたいでおかしい関係と思った。
    重松清のリビング-隣の花園くらいの関係(他の夫婦には干渉しない・互いの仕事には干渉しない)ぐらいが理想かな。

    ■角田光代
    人生低迷中(考え中)のいつもの女の子が出てきた。
    弟が助けてくれてた。
    悪いことが続いて、小さな何かをきっかけに全てが無気力になる状態を「ブレーカーが落ちた」って表現してた。
    良い表現だな。

    ■石田衣良
    読書するだけの旅行のため、ワクワクしながら鞄に詰める本を選び、観光もせずにひたすら読む。
    こういう楽しみをただ満喫できる人はいいな。

    ■他3
    40代男女の話。
    40代って未知すぎる。

    ■川上弘美
    お母さんとオールドミスの娘の話。
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著者プロフィール

1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『日本語の外へ』『万年筆インク紙』『珈琲が呼ぶ』『窓の外を見てください』『いつも来る女の人』『言葉の人生』ほか多数の著書がある。

「2022年 『これでいくほかないのよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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