禿鷹狩り

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 94
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163248905

作品紹介・あらすじ

極悪刑事にかけられた執拗な罠。ヤクザも南米マフィアも手玉にとる男の前に最強の刺客が現れる。警察暗黒小説。

感想・レビュー・書評

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  • とうとう・・・。まだまだ読みたかった。

  • 悪徳警官のハゲタカは死んでしまうのか。
    どんどん読ませるので,厚いのだがあっという間に読了。

    2012/07/15図書館から借用; 16日から読み始めて17日の帰りの通勤電車で読了

  • ついに禿鷹完結編。結局ハゲタカを殺すよう、命を受けたのは誰なんだ?御子柴がハゲタカの相方となったのは意外だった。しかし岩動警部と嵯峨警部補はひどかった。特に岩動。まぁひどいのはハゲタカも一緒だけど。御子柴が感じたように、ハゲタカは爽快なんだよね。悪どいくせに。やはり何事も飛びぬけることが大事なのか。ハゲタカの死亡で終結するとはなぁ。2巻が一番面白かったかな。

  • 終わった。全部読み終わった。禿鷹外伝があるらしいので、探してみます。しかし、悪と悪の攻防は、読みごたえありました。

  • 巨悪をもって巨悪を制するという構図は、禿鷹Ⅱで予想していたが、こうも唐突に主人公に死なれてしまうと、主人公の内面がまったく表出しないシリーズだっただけに、正直とまどってしまう。

  •  展開がすごい、おもしろい。最高!

  • 禿鷹シリーズも、いよいよ最終作。
    もう少し、禿富の悪徳振りを見ていたかったのに、残念でなりません(涙)
    禿鷹の今回の敵は、いよいよ最後の砦「マスダ」(南米のマフィアの通称)が相手かと思いきや、今回の敵は神宮署の生活安全課に新しく配属された女刑事。
    この女刑事、女版・禿鷹と言うべき、悪徳ぶり。
    さすがの禿鷹も今回は苦戦。
    そして、壮絶な最期・・・
    でも、第1作から登場していた水間は、最後までいいヤクザさんだったし、最終作で初めて禿鷹の相棒も登場し、禿鷹の人間らしい面も十分語られた最終作でした。
    ハゲタカは永遠です。

  • 2006/08 禿鷹シリーズは完結。そろそろ逢坂剛の作品は古典を読むような感覚になってきたなぁ。

  • シリーズ最終作。よくねられたプロットで、安心して読めた。最後の最後がよく理解できなかったんだけど、やっぱそういうことなのかなぁ?だとしたら、ちょっとがっかりかも…

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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