雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話

著者 : 宇江佐真理

• 文藝春秋 (2006年11月30日発売)

感想・レビュー・書評

[kazuさんの感想 · 2013年1月29日]

髪結い伊三次捕物余話シリーズ7弾。

[摂南大学図書館枚方分館さんの感想 · 2012年5月16日]

配置場所：摂枚普通図書
請求記号：913.6||U
資料ID：50601107

[monkeypodさんの感想 · 2012年2月6日]

またまた、不破の息子龍之進が主人公の一冊。もうあきあき。

宇江佐の冷ややかに観察するような人情小説が好きなのに、大事な息子ちゃんにわくわくする母親みたいな小説になってしまって、がっかり。

[瑠璃花＠紫苑さんの感想 · 2011年12月1日]

前巻から引き続いて、不破龍之進たち、見習い組の追っている事件が主軸になります。だから、伊三次やお文は殆ど登場しません。

事件の展開があまりスッキリしないので読んでいるこちらもちょっとヤキモキ。

まあ、大きな事件になりそうなので、ちゃんと決着がつくまで付き合おうとは思います＾＾

長いシリーズだし、そのぐらいの寄り道は、私はいいと思うので。主人公の伊三次が、きちんといい年の取り方してるのは流石です。

それにしても、伊与太坊はなんて可愛いんでしょうね♪龍之進の青年らしい心のゆらぎを見るのもいいものです。友人の姉を雨の中で抱き上げ、介抱する場面、切なくて胸に来ました。

[zoezoez75さんの感想 · 2009年5月29日]

髪結い伊三次捕物余話シリーズ７作目。

今回一番登場が多かったのが不破の息子、龍之進。
だんだんと登場人物が世代交代しつつあるのがちょっぴり寂しい..

[iseyaさんの感想 · 2007年10月4日]

伊三次夫妻、落ち着いたねえ。

[yuuさんの感想 · 2007年8月7日]

事件が入り組んだものになってきた。もっと人情溢れる単純明快だった初期の頃の良さが残って欲しかった。

[パル２パパさんの感想 · 2007年3月3日]

髪結い伊佐次捕物シリーズの最新作。伊佐次が嫁取りをしてから家庭を作り上げていく。

[ﾌﾟﾎﾟﾁﾀ2007さんの感想 · 2007年2月15日]

お久しぶりにお文に伊佐治の捕物余話かと思いきや、不破龍之進に主役交代。決着をみない本所無頼派がまだ続くと思うといよいよ副題変更を。

著者プロフィール

１９４９年函館生まれ。９５年、「幻の声」で第７５回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。２０００年に『深川恋物語』で第２１回吉川英治文学新人賞、翌０１年には『余寒の雪』で第７回中山義秀文学賞を受賞。江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す。著書に『十日えびす』 『ほら吹き茂平』『高砂』(すべて祥伝社文庫)他多数。１５年１１月逝去。

「2023年 『おぅねぇすてぃ <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」