- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163260501
作品紹介・あらすじ
娘と二人だけの日々を過ごす「僕」のもとに残された、母親の思いを静かに綴る表題作、幼い頃の記憶を確かめる真夏の出会いを描いた「向日葵の迷路」など、精緻な筆致で喪失と再生を描く全五篇。
感想・レビュー・書評
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人の死、霊に纏わるような話が多く中盤まで今ひとつの印象であったが、後半の2編は好みだった。
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さわやかに良かった
タイトルになってる最後のが好きかな -
切ない話が続いた時は、読み進めるのを止めようかとも思ったけど、、、。最後までしっかり読んでよかったなぁと思った作品。
『ビザール・ラヴ・トライアングル』
血の繋がっていない娘・恭子の「あたしいつかお母さんの代わりになりたいな。あたしじゃだめかな」という言葉に胸がきゅっとなった。 -
生きることと、死ぬことは表裏一体。
よりよく死ぬために、よりよく生きる。
より良く生きるためにより良く死ぬ。
大切な人が死んだとしても、その人を覚えている人がいる限り、その人は生き続ける。
出会いというのは、ある意味、命を分け与えるようなものだと思う。
出会いによって、命を分け合い、その命と共に生きていく。
だから、本当の別れ等いうものはないのだと思う。
生きている限り、本当に出会った者同士は別れること等ないのだから。 -
どうしよう。短編集があまり好きでない、しかも、本の題名どおりの短編が私には好ましくなくて、この本の最初の”ヨーグルトを下さい”が一番面白く且つきにいってしまった。
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2011.6.18
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生と死の間の不思議な短編集。
幽霊というと少し距離感を感じるけど、「念」みたいなものはあると思う。
そう思って読むと少し違和感がとける気がする。
タイトルはニューオーダーの曲から。
ニューオーダーのCDを棚から探してすぐ聴いてみた。 -
短編集。表題作が良かった。
「たぶんそれは、君たちが未来を生きなくちゃならないからだと思う」 -
ちょっと読むのがしんどくて、途中で放り出してしまった。
亡くなった人が出てくる話。短編集。