- Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163270104
感想・レビュー・書評
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村上春樹との対談本を読んで再読。
うーん、確かに文体だけですな、しかも読みづらい。何かを成し遂げようとする野心は十二分に買いなのですが、「物語っている」文体ではないですなぁ、決して。
内容もフェミニシズム全開であまり感心しない。テーマを選んだ時点で作家の意図は読者に嫌でも伝わるのだから、もうちょい抑制して欲しかったかな。あくまで個人的好みの問題かもしれませんけれども。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「乳と卵」
主人公の考えと回想がだらだらと話しことばで続いているだけという感じで、読んでも内容が入ってこない。主人公のエッセイをだらだらよんでいるような。。
終盤の卵を投げつけるシーンあたりでは文体にも若干慣れたものの、作品の雰囲気が苦手だった。
「あなたたちの恋愛は瀕死」
救いようがない、、 -
関西弁の文体が特徴的。
面白いけど、ちょっと読みづらかったかな…。
最近同級生が病気で突然亡くなって、その前後にこの本を読んでいたので、緑子が自分なんて生まれなければ良かったんじゃないかと思う姿が印象的だった。
私が死んでも誰も泣いてくれないかも、とか思う気持ちはわかるけど、絶対そんなことはないし、ほとんど接したことがない人もすごい悲しんでくれるんだってわかった。 -
読みづらい。すごく読みづらい。
なのに最後は親子にちょっと潤んだ。
不思議な感覚を得た。 -
セリフが関西弁な本でありまして、句読点が多くて、文がながかったりしまして、でも緑子の考え方がとっても好きでありまして、、、おもしろかった。芥川賞受賞作らしい、微妙なグロテスクさをもった小説。
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初稿の掲載の「文学界」で読む
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一文が長いので最初はとても読みにくいですがだんだんと馴染んできます。
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女目線で深ーい本でした。母娘の関係が最後にはどうなるのか色々と想像しながら読んだが、まさか最後に卵が出てくるとは、、、(笑)