- Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163270104
感想・レビュー・書評
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職場の人のオススメ本。「あぁ、その感じ、なんか分かる気がする」と思える箇所が多い。そういう小説を書けるのは凄いと思う。最後のお話が表題作より好き。
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初読
言葉のリズムと空気の文体。
私にはやはりどんぴしゃではないのだけど。
豊胸手術をしようとする母と、大人に女になる事に抵抗のある娘。
思春期初めのあの感じ。あの感じな。
胸の大きさめぐるジェンダーなやり取りの下りが印象的。
テッシュ配りの男に殴り倒される短編は何だコレはw -
女性ならではの感性で書かれた作品だなと思う。女であること、老いること。母と娘。娘の母への感情をうまく書いている。それも含めて女性なのだと。登場人物が母への感情を吐露するシーンで泣いた。上手く言えないけどその気持ちがとても良くわかった。独特の文章なので取っつきにくいかもしれないけど、冒頭文を読んでみて魅力を感じたらイケると思います。
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あわない
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芥川賞受賞作。血とか乳とか卵とか。=生理とか豊胸とか卵子とか。
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一気に読める。が、後に何も残らない。
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8月26日読了。図書館。
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大阪弁苦手やしwwこんなにずっと口語調でつづられるのもどうなのかと驚いたけど、引き込まれた。星で評価って難しいけど好みでいうと3.99という感じ。
乳と卵。そうか、卵か。女は、卵の時から卵を抱えて生きてきたのか。
泣いた。緑子のあおい、子ども的な思いが愛おしくてに。そして、卵に。