- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163277103
感想・レビュー・書評
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いまいち。
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小一時間でするっと読了。
主人公は色々抱えてはいるんだけど、恋愛小説としては純粋なかんじがしました。
この作家さんは初読でしたが、読みやすいですね。 -
設定はどろっと深いものだけど、淡々と進み時に情熱のある独白で恋愛小説が苦手だけど読後感すっきり。
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冒頭の主人公は淡白でクールな印象が強く、あさのあつこには珍しいタイプだと思った。
途中から人間味あふれる会話を通して、いつものような人物描写に。
それが主人公の成長、変化と感じるかどうかは人それぞれだかと思うが、
私はキャラが定まっていない様に感じてしまった。
読み終わって再び冒頭を読み返すとまるで別人。
それに比べて少年の成長は微妙な変化で、結局のところ父親を赦したのかどうかもハッキリしない。
男目線、女目線の交互に話が進んでいく流れは読みやすかった。 -
父が不倫の末に事故死した功刀鈴
夫が自分の親友と不倫した来野美那子
愛を避けていた二人が、どうしようもない愛を知る。少年17歳、女性34歳、出逢ってしまった二人。
今まであさのあつこさんの本はバッテリーやNo.6など児童文学中心に読んでいましたが、今回初めてヤングアダルトっぽい本でした。
あさのさんが描く少年はなんだか色気があるのでドキドキしてしまいます~ヘ(´ー`*)
・自分を背負い引き受ける。その覚悟が無ければ、自由に離れない。
・こんなふうに、何度も声を上げて笑えるなんて、今日はいい日だ。
・美しく、優しい言葉はいつも空疎だ。 -
17歳と34歳の恋愛。夫の不倫相手は親友。
ドロドロしそうな内容なのに、あまりにサラッとしていて、綺麗ごと過ぎる感じ。ドロドロしたあさの作品を読みたい訳ではないのだけれど…。 -
絶対にないとは言い切れないけれどやっぱりね。なんかリアリティがないなぁ。人間はもう少し汚くてズルクテ醜い生き物で、だからこそ輝いて見えるんではないかなと私は思います。