老人賭博

著者 :
  • 文藝春秋
3.39
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本棚登録 : 528
感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163287508

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌等で取り上げられていたので、期待持ちすぎたのかもしれませんが、少々題名に比べて中身がありきたりだった。

  • 大好きだ。
    これに笑ってしまう人も下衆で好きだ。

  • おもしろいなぁ。松尾worldは変な輩がつぎつぎ出てくるんだけど、みんな妙に憎めないよね。確かに直木賞はあっても芥川賞はないでしょ。映画化のおりは、海馬役は松尾スズキに、そんでもって、もちろん監督もお願いします!

  • この本は、松尾氏のこどもです。

    松尾氏にしか書けない小説。
    松尾氏からしかうまれてこない表現。

    二つとない作品です。

    登場人物や挿話のモデルになっている実在する人物や過去のエピソード(松尾さん周辺)に気づきながら読み進めるも、終盤に行き着くまで、物語の着地点が掴めず。ミステリー小説よりもミステリーでおもしろい。

    で、p.167から怒濤のクライマックス・・・。

    改稿のところは声に出して読んで笑い、
    だんだんせつなくなって、
    小関とヤマザキふたりのかけ合いの場面では、
    笑いながら泣いていました。

    いつもながら物語のなかに名言がゴロゴロ。

  • 不思議なマッサージ師が巻き込まれる役者の世界。独特な雰囲気があり読ませる。ドラマになりそう。

  • こちらの想像力も問われているようだよ?メデューサってすごいよね。

  • 松尾スズキの独特の世界を味わえる。時おり吹き出してしまう文章がいい。つぶらでマッチョ。いびつだ!笑えない。  とかね。それから、生まれて初めてのった飛行機とバスと電車を乗り継いでやっと着いた九州のさびれた町での描写。『白崎の空は勉強に集中できない子供の目つきのようにどんよりしていた。』人間のサガを鋭く見ているんだと度々感じた。後半のヤマ場で大笑い、電車の中で読んでいたら大変なことになっていた。面白かった!

  • 2010.02.07 朝日新聞に掲載されました。
    2010.02.21 朝日新聞で紹介されました。

    同じ新聞の同じ月に2度も紹介?!そんなに面白いのかしら・・・?!
    気になります。

  • 松尾さんの小説は読後感がたまらなく好きです。

  • 賞の候補・・・、となること自体が不思議ですが、楽しめる本です。松尾ワールド全開。

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著者プロフィール

作家・演出家・俳優

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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