シティ・マラソンズ

  • 文藝春秋
3.44
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163291109

感想・レビュー・書評

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  • 3つの都市を駆け抜ける マラソンレース3つの物語。
    自分もジョギングやマラソンレースに出るので、結構身近なテーマだけに
    楽しめた。これを読んだら外国のレースにも出たくなったなぁ。
    こういう素敵な展開は望めそうにないけど。。

  • 三浦 しをん、近藤 史恵、あさの あつこのランニングもの短編。舞台はそれぞれニューヨークシティマラソン、パリマラソン、東京マラソン。3作家それぞれの持ち味が良く出ている。短編だけどどの作品も心動かされるものがあった。

    個人的には、ニューヨークシティマラソンを走ってみたいと思った。走ることが楽しくなる、気持ちいい作品。

  • ただ走ることを楽しむ
    ただ○○することを楽しむ

    一番大事なことなのかもしれない。
    単純なのに、なかなか難しい。

  • ★★★☆☆
    マラソンは孤独か?
    【内容】
    三都市のシティマラソンに絡めたオムニバス小説。

    【感想】
    これといって感想はない。
    近藤さんが一番読みやすかったな。

  • うん、まあ、さっくり読める。

  • 三浦しをんを読みたくて、ちょうど手軽に読めそうなこの本を手にした。キャンペーンサイトで連載されたものを本にまとめたものだから、どの物語もちょっと宣伝臭というか、軽さが否めない、がそもそも手軽に読みたかったので、そのときの自分では満足。

  •  「走る」をテーマに描かれた3編。喪失と敗北、達成・希望などの想いが走ることを通して描かれていました。さらりと読めるし読後も心地いいですね。少々物足りなさもありますが、これからの季節にピッタリな感じがしました。

     これは某スポーツ用品メーカーのサイトで掲載された作品をまとめた一冊です。読むと走るのが苦手でも走りたくなるから、それは困るよなぁ。

  • アシックスのキャンペーンのために書き下ろされた作品。
    ニューヨーク、東京、パリ・・・
    大都市マラソンを走ってみたいなぁ。

  • マラソンにまつわる、3人の作家による3編の小説。
    ニューヨーク・シティ・マラソン、東京マラソン、パリマラソン、を舞台にした、“再生”の物語です。

    社長命令で急きょニューヨーク・シティ・マラソンを走ることに…「純白のライン」(三浦しをん)。
    東京マラソンのゴール付近で大事な友を待つ…「フィニッシュ・ゲートから」(あさのあつこ)。
    一つの道を失い新たな道を探しにパリへ…「金色の風」(近藤史恵)。

    個性的とは言えないけれどそれぞれそつなく、面白く、ちょっとジーンとくるようなお話になっています。
    テーマがテーマだけに、なんとなくさわやかさが漂う読み味。
    なんか、こう、精神的にデトックスしたいような時にいいかも。

    ちなみに、最後の「金色の風」は犬好きの人にはぐっとくる話になっています。

  • 2012 1/3

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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