- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163736303
感想・レビュー・書評
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プロが書いた文章。最近はプロの物書きでない人の本ばかり読んでいるので、新鮮(?)でした。
顧客効果(観客がいるとがんばれる)と締め切り効果(締め切りがあると短期間に集中できる)
創意工夫とは奇天烈のことではなく、実のところ、ばれないパクリ(応用)と新しい組み合わせ(編集)にほかならない。
賞味期限半年の情報ばかり集めても意味がない
エッセイのような内容で、著者の着眼点を楽しむ本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
非常に役立つ考え方を惜しげもなくおしえてくれていた。
普通だったら自分だけのものにしておくようなことを。
普遍的に役立つ内容で即効性のあるものばかりでは無いので、自分にとって具体的に落とし込んでいこうと思う。
そのため何度か読み返しが必要。
まだ理解の落とし込みが出来ていないので、★は3つにしておき、自分の成果に応じて今後増やしていきたい。
それにしても読書は裏切らないと再度、確信することができて良かった。 -
昔はこのレベルの情報が毎週メルマガで送られ,こちらとしては一流ジャーナリストの頭の中をのぞける感じだったのだけど,今は…。
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「知的ストレッチ入門」とかなりの部分かぶってることが分かりました。
しかし、P-50からの「売り買いは極上のエンタメだ-と考える」は新しい意見でした。
これからの商売、起業について分析してます。共感できました
ほかにも、執筆業の生業についてかなり深く分析してますが、正直どうでもいい!?と感じましたۤ
この作者は、執筆業をネット社会で生業にできたことを誇りにしています。 -
思考の方向性を示唆する啓発の書。日垣さんなればこそできるのではといった感じ無きにしも非ずではあるが、ウイットとユーモアに溢れており学ばされることは多い。ご自身の赫々たる実績を基とした具体的な言葉だけに耳を傾ける価値は極めて大きい。ロマンは捨てず、しかしリアリズムを旨とする。心に深く刻みたい。
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著者は、大学卒業後、書店員、配送係、販売員、編集者を経て1987年より執筆活動を行なっている。世界取材91ヶ国。新聞、週刊誌、月刊誌への時事評論、ノンフィクション、コラム執筆などの他、公式サイト「ガッキィファイター」で配信する有料メールマガジンに多くの会員を持っている。
著書に「裁判官に気をつけろ」「いい加減にしろよ」「知的ストレッチ入門」「ラクをしないと成果は出ない」等多数。
サラリーマン時代の給料より年収が20倍になり、成功をおさめている著者。
そんな著者は20年程前から「どのように考えれば、うまくいくのか」という本を座右において置きたかったとい本書は著者が切実に必要と考え自ずと記したものである。
ただの自己啓発ではなく、分析力・情報力・予測力・思考力を鍛錬するとい目的だけではなく、自分の生活や仕事の人間関係を「自分が主人公となって、うまく操縦する」ためにどのように考えればいいかという筋道について大きく以下の3つに分けて説明を行なっている。
①心もリッチになる働き方
②心もリッチになる情報力
③心もリッチになる予測力
上記の通り、執筆活動を主体としたビジネスで成功してきた著者だけあって物事を見る視点の鋭さには驚かされた面も多かった。
序盤の展開は非常に興味深く著者の世界に入りこむことができたものの後半は引用文が非常に多く、まったく別の作品を読んでいる錯覚さえ覚えてしまい、中だるみしてしまった。
一度読んだだけではその引用の意義等も掴みとれなかったのかもしれないが序盤が引き込まれる内容だっただけに非常に残念に思ってしまった。
文章全体については適度にくだけた表現が読み手との微妙な距離を保ちつつ心地よく読むことが出来る作品。 -
「進歩や成功のために、観客と締め切りは実に効果的なのである」たしかに。
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本書は「働き方」「情報力」「予測力」の3つの大きな括りから成り立っている。 まず「働き方」。工夫して時短すると給料が減ってしまう時給労働に未来はない。週休3日で成果4倍をを目指せというのは同感。 次に「情報力」。そもそも何のために情報が必要か。それはアウトプットを正確にするため。そのための情報は情報洪水の今でも全然足りない。自腹を切って本をもっと読めと言う。 最後に「予測力」。現在・過去のデータに基づく将来の予想と思いきや、ギャンブル、占い、原稿料。。。ここは読み飛ばした。
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いつも通りの日垣節成功マニュアル。
自分は成功者だと語り、自身の収入や生活費、仕事の経費も明らかにし、物書き同業者の収入にも敏感。そして、自分の投資も忘れない。
個人としてみると、自慢げでいやらしく見えるかもしれない。しかし、個人経営者である著者を文章を販売する企業としてみると、決算を発表し、他社と競争するという当たり前のことをしているに過ぎない。
金にうるさい、仕事にうるさい、生活にうるさい。それは企業経営者であれば、当然の視点だ。