- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163812908
感想・レビュー・書評
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ベストセラー作家、咲良怜花が47才で絶筆した。その真相は?
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どういうストーリーなのか知らずに読んだが、女性小説家の一生の話だった。
整形をしても、お面を誉められてるだけで劣等感は変わらない、むしろちやほやする薄っぺらさにあきれるような主人公。
そういうところ、和子は純粋なのだと思う。
他の作品も読んでみたい。 -
一夜で読んだ。終わるまで離さないよって心を掴まれた気がした。
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貫井徳郎はいろんな顔の作品が書ける!
桐野夏生よりライト、乃南アサ寄りな作風、、男の人が書いたと思えない作品!
こんな作品もあるのか、、、矜恃をプライドの同義語で使っているので、貫井徳郎の作品だと思い出させてくれたが、何回か表紙の作者名を確かめた。
小説家はこんなにも精神的に大変なのか。
同じように主人公と一緒に苦しまなければ、作品はできないだろう。かなりの精神力がいるんだな。暗い気持ちでないと、書けないというのは、わかる気がするを -
これも恋愛小説なんだよね。
木ノ内に執着する和子の気持ちは、なんだかまだ想像して手が届くところにある気がするけど、木ノ内は分からない。
目の前にいる時だけの誠実って何。
敦子さんは、とても賢くて、できる女性だったんだって事が、ラスト近くでわかっちゃった。
木ノ内さん、それわかってなかったのか、都合よく目の前だけの誠実で、その時その時を見ないふりで過ごしてきたのか。
新月って見えないけど、見えないから無いわけじゃないのよね。
光の当たる仮面の裏側、新月のような和子さん。
それをただ一人、見つめてくれていた人だったはずなのに。 -
わくわく。