旅猫リポート

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著者 : 有川浩
  • 文藝春秋 (2012年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163817705

旅猫リポートの感想・レビュー・書評

  • 自分の飼っている猫を訳あって誰かにもらってもらう為の旅なのだが、思っていたよりも話は深く、思ってもみない展開になり、まさかの涙が読んでた電車の中で止まらなくなった。
    主人公の生い立ちを色んな立場から回想してゆく形が上手い。だんだん、真実が見えてきて、主人公の姿が浮き彫りになってくる。その姿に私は感動してしまった。猫と言うキーワードだけで読んだ本だが、良い本だった。

  • 後半は涙が止まらなかった。

  • 飼い主を見つける旅だとばかり 安易に思っていた。
    それ以上の深いものがあって 泣かずにはいられなかった。
    一度図書館から借りて 読む暇がなくて 返してしまったけど 最後まで読めて 幸せだった。

  • 甘々で最近避けがちだった有川さん。久しぶりに手にしたこの本に泣かされました。

    とある事情で猫を手離さなくてはならなくなったサトル。有利たちを訪ねて飼い主を探し旅をさはていく。
    最初は事情も書かれていないけれどそれがわかってからは胸が苦しくなりラストでは号泣。
    私はペットを飼っていないしそこまで感動しないと思っていたのにサトルとナナのお互いを思う気持ちに泣かされました。
    良い話でした。

  • なんだか泣けました。

  • 犬派か猫派かと言われれば犬と答えるけど、基本的に動物はそんなに、、という私には、最初はほのぼの猫話かー、猫好きにはたまらん話だろうなー、なんて思ってた。
    いやいや、猫好きとか関係なく、誰もが号泣でしょう。
    こんなに泣いたのは久しぶり、嗚咽まででてしまった。
    有川サンって、胸キュンと泣かせるのがうますぎるー。(T ^ T)

  • 4.5 新幹線の座席で読んでて涙が止まらなくなってしまった。やっぱり私は猫派だ。

  • 猫との絆に感動した。猫の絆の深さ、旅をしていく中で、出会った友人たち、みんなが心温かく悟を受け入れ、ナナもご満悦だなと、ペットを通じて、命の大切さ、かけがいのない家族の一員であることを感じさせる。秘密を抱いた悟がナナと出会ったことにより、信頼関係を築き、何事にも代え難い大切な時間、濃密な時間を過ごしただろうと感じる。その秘密は余りにも切ないもので、辛いもので、運命を受け入れたくなくて、旅を意味するのはこれらかなと感じてしまう。限られた時間で得たものは大きく、暖かい愛情に包まれただろうと感じる。

  • 421

    2017年では55冊目

  • 何度読んでも、最終章で泣いてしまう。彼らの旅。

  • ルドルフとイッパイアッテナを思わせる話口。
    読み始めると、話の行き着く先は想像できてしまったけど、涙ぐみながら読んでしまった。

    しかし、死なせなくても良いのにと、つい思ってしまう私。死は、誰にでも訪れるものだけど。

  • 野良猫と暮しはじめた悟だが、訳あって愛猫の里親を探すことになった。古い友人を順々に訪ねて行き、悟の人生を振り返る。疲れず面白く読めたので、中高生にも向いています。猫好きにもおすすめ。

  • 久しぶりに本で泣いた。
    涙で読み難くなるぐらい。
    猫好きは勿論、動物が好きな人全てに読んでほしい!図書館で借りて読んだけど、気に入ったので文庫版買おう。
    17/3/27

  • サトルが猫のナナを事情があり手放すことになって、その引き取り手を訪ねて二人で旅をする。お見合い相手となるのは、それぞれの学生時代を過ごした友人たち。サトルがどんな想いでナナと過ごしていたのかと思うと泣ける。ナナみたいに飼い猫が飼い主を、また逆を思い合える関係が感動した。

  • 電車の中で読まなくてよかった。

  • ついつい引き込まれる作風と登場人物の色鮮やかさ。

    友情のあり方をこんなにも教えてくれる一冊。

  • 猫好きは心の準備をして読まないとダメです。正直はじめから結末は見えてたのに、だからこそだめだった。泣きすぎて読むのを何度も中断した。

  • 油断してた…、有川さんだった…。
    ラスト、涙が止まりませんでした。不覚。

    電車内じゃなくて、自室で良かった。人に見せられた姿じゃない…。

  • ネコ派かイヌ派と聞かれれば、断然イヌ派だ。
    イラストや写真のネコはカワイイと思うし、好きなのだけれど、生身の猫はちょっと苦手。
    子猫はまだしも大人の猫の、口を「ん」と閉じてこちらの様子をじーっと見る目が怖い!
    人間のことなんて全部お見通しのようだ。

    物語に出てくるネコも思慮深く、もののわかったように描かれることが多いように思う。この物語のナナもとても賢くてしっかりしている。

    野良猫生活をしていたナナは事故で怪我をしたことがきっかけでサトルと一緒に暮らすようになる。しかし5年後、よんどころない事情で飼うことができなくなったサトルはナナの新しい飼い主を探すため、知り合いのところを訪ねて転々と旅をはじめる。ナナと一緒に。

    旅が進むにつれてサトルの生い立ちや思い出話が語られ、次第に一緒に暮らせなくなった事情もあきらかになっていく。

    幼い頃にいっぺんに両親をなくすという結構ハードな人生を送ってきているサトルが、まるで出木杉君のようにできた人間なのに対して、脇役のキャラクター設定は人間臭くて、それが逆に魅力的だった。

    言葉足らずでマイペースなヨシミネや、サトルに恋愛がらみで引け目のあるスギ、言わなくてもいいことを言ってしまうノリコなどなど。そうそう、頑固で無神経なコースケのおやじも。

    実際にいるいる、と思える脇役たちが物語の中でいい味を出している。

    図書館スタッフ(東生駒):ノビコ

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    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=1100380608

  • サトルとナナのロードノベル
    猫好きを狙ったあざとい本
    ・・・と、見せかけて、感動の
    涙にむせび泣いております
    2017年最高の一冊です

  • ー僕たちは今、間違いなく最強の旅人で、最強の旅猫だーのっぴきならない理由ができて、幸運を呼ぶ鍵しっぽの持ち主・元野良猫ナナ(♂)を手放すことになったサトル。もらい手を探して旧友たちのもとをナナとともに巡る旅に出る。プロローグからなんとなく覚悟はしてたけど…こんなに泣くとは自分でもびっくり。でも、切ないだけじゃなく本当に心温まる物語。「夜中にほてほてと四つ足に踏まれて目が覚めた」この幸せな重みは猫と一緒に暮らす特権ですよね。

  • 人間の男「サトル」と雄猫の「ナナ」の出会いから始まる物語は、サトルが故あってナナの里親を探す旅へと話が展開される。
    何故サトルはナナを手離さなければならないのか、そして旅を通しながら見えてくるナナの感情とサトルの現状。小学生の時の親友、中学生の時の親友、高校生の時の親友と再会。ナナの貰い手として会いに行くが、うまくはいかない。うまくいかないのに、なぜか二人は共に帰ることを嬉々としていた。
    ずっと何故ナナを手離すのだろうと思っていました。けれど、少しずつ浮き彫りになっていくサトルの状態に納得せざるを得ませんでした。
    「最後の旅」からラストレポートはずっと泣きながら読んでいました。
    猫は……こちらが愛した分以上に「私たち」を愛してくれるんだなぁと思いました。それだけで……自分も何処か救われる気持ちでした。

  • サトルは旅に出る前に、どうして一緒にいられなくなるのかをきちんとナナに話し、ナナもそれをわかっていて、でも二人とも離れたくなかったんだね。
    コースケのところでいくらハチに似ていても自分はハチではないと突っぱね、ヨシミネのところではおとなしい子猫のチャトランにベタな怒り方を教え相性が悪いと見せる。
    スギとチカコのペンションでのスギの犬、トラマルとの真剣勝負はカッコよかったね。スギの気持ちを思って懸命に吠えたトラもカッコよくて可愛かった。それに比べるとモモは大人の女性だね。(笑)
    サトルが送る病院での最後の日々、ずっと近くにいられてよかったね。家でじっとなんてしていられなかったんだよね。
    ノリコが連れて来たミケを鍛えて一人前にしたら、またサトルと一緒に仲良くね。
    あの世とこの世は遠いけど本当は近いのかな?教えてナナ。

  • ナナも可愛いがサトルやその友達がみんな人柄が良くほっこりさせられる。
    小学校6年の時に親を亡くしたサトルを筆頭に家庭に恵まれない人達が描かれている。

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旅猫リポートの作品紹介

発売前からブクログ登録数400越えの期待の1冊!

子供の頃から引越しを繰り返してきたサトルの相棒は猫のナナ。しかしナナを手放さなければならなくなってしまったサトルは、ナナの引き取り手を探すため懐かしい人々を訪ねる旅にでます。それはサトルの生きてきた道を行く先々で再確認する旅でもあったのです。旅猫リポートは波乱万丈な過去の秘密を抱えたサトルと相棒のナナの最後の旅の物語です。

旅猫リポートの単行本

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