月下上海

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 783
感想 : 131
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163823508

感想・レビュー・書評

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  • あっという間に読み終えた。

    最後は穏やかに。

  • 20140323読了

  • 第二十回松本清張賞受賞。ふーん。まぁ、そこそこ面白いとは思います。テンポよく最後まですっと読んでしまいました。

  • スキャンダルを踏み台にのし上がった女性。
    彼女が日本から移り住んだのは上海だった。

    ここまで盛りだくさんの人生は歩みたくない、というほど
    たくさんの山谷を越えてきた女性。
    どこで息つく暇があるのかと思うほど、波乱万丈。
    しかしここまで生きられるなら、それはそれで
    後悔せずにいられる気がします。

    なりふり構わず突き進んでいるような感じを受ける時でも
    なんだか上品そうに感じてしまうのは何故でしょう?
    誇りを持って堂々としているから、でしょうか?
    こんな風に生きてみたい、とはまったく思いませんが
    夢中になれるものがあるのはよいかと。

  • 一気に読んでしまった。著者が魅力的な人なので主人公が強く逞しい女性で納得。後半のダメ男の描写がちょっと物足りないのが残念。

  • つまらなくはない。一気に読めました。
    ただ、面白いマンガを読んだよう。
    2時間ほどで読了。

  • 作家山口恵以子さんのもう一つの顔は社員食堂のおばちゃん。
    以前、NHKの番組で山口さんのことを知り、読んでみたいと思っていた本。
    第二次世界大戦下の上海でスパイ活動を強いられる財閥令嬢・八島多江子。
    面白く、一気に読みました。

  • 面白かったが、わざわざ戦中に時代設定したわりには軽い。現代ではこうドラマチックにはならないんだろあが、戦中にしては軽い印象が拭えない。
    基本的に衣服の形容が好きなので、そういのは楽しかった

  • 20140112読了
    面白かった。一気読み。
    ただ男の見る目がなさすぎでしょ?

  • 出だしはつまらない。途中から一気に読める。サスペンスと思って読んでいたが、昼メロなストーリー。なかなか面白かったけど、細かい描写がされているようなのに、なぜか浅く感じる。特に多江子が夏に想った気持ちが。夏はいい人だが男性としては魅力的に感じず、多江子の気持ちに同調できなかった。スリル感が足りなかったのかも。

    サスペンスと期待していたら、最後まで恋愛小説だったから肩透かしをくらった。

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著者プロフィール

1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。その他の著書に「婚活食堂」「食堂のおばちゃん」「ゆうれい居酒屋」シリーズや、『風待心中』『ゆうれい居酒屋』『恋形見』『いつでも母と』、共著に『猿と猿回し』などがある。

「2023年 『婚活食堂9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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