- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163823508
感想・レビュー・書評
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とても面白いのだけど、この時代のこの内容を描くにはページ数が少なすぎる。もっとじっくり濃密に描いて欲しかった。勿体ないなぁ。
読んでいる間、五味川純平の「戦争と人間」やその映画版、あるいは映画「砲艦サンパブロ」や「太陽の帝国」のシーンが頭に浮かんだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
予想していたお話とは違いましたが、楽しめました。
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うーん、悲劇としては少し淡々としすぎな気が!
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瀟洒な洋服や着物の描写がとても良い。自分の魅力を熟知した素敵な女性を描いています。
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読みやすかった。強すぎる女性は最終的に全部受け入れちゃうのね。がっかり。
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構えて読んだからか、全体の作りは今ひとつ捻りに欠けるように思う。所々はっとさせられる描写もあるのだが…
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文体(文章)は堅かったかな。それだけを取り上げるなら、この前年受賞の『烏に単は似合わない』の方が優雅だし好みだ。
確かによく練ってあって、重厚。んで男前。
いまイチ、タイトルの「月下」がよく分からない。時代の雰囲気は出てると思うのだけど。
でもやっぱり読めて良かった。多江子さんの前途に幸あれ。 -
戦時下のおどろおどろしい雰囲気と
主人公の華やかな容姿との対比が素晴らしい。
物語のスピード感もよく、常に先が気になる。
一気読み確実です。 -
NHKサラメシに、著者が出てて、興味が湧いたので、本作に挑戦。
結果から言うなら、女性作家による女性向けの一冊なんかな?
〜て感じだったかな?
とにかく、主人公に同意同調が出来ない( ̄(工) ̄)
そこにつきます!!!
男性向きでは無いかも?でも・・おもろい素敵な一冊では有りました(=´∀`)人(´∀`=)♡ -
松本清張賞(2013/20回)