- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163823508
感想・レビュー・書評
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★2.5
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冒頭から途中まではあまり面白くなくて、
なかなか読み進むことができず。
だいぶ時間をかけて少しずつ読んでいたのですが、
急展開!
その後は引き込まれる様に読了。
急展開する迄がかなり長いので、
ここで脱落する方も多いのではないかと思いますが
頑張って読んで欲しい。
主人公の衣装や装飾品の事細かな描写が素敵で
つい想像してしまう。
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スリリングで楽しめた。
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戦争中 上海に渡って絵を描く美人画家 矢島多江子 若かりし時期の瑠衣との不幸な結婚生活から逃げ出したが、上海でも歴史に翻弄される。
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松本清張賞受賞。
昭和17年、八島財閥令嬢であり人気画家である八島多江子は、戦時統制化の日本を離れ上海に渡った。
日本が敗戦に向かいつつある頃、上海の東洋のパリとも呼ばれる租界(外国人居留地)で、贅沢に暮らす多江子。
陰謀に巻き込まれながらも、恋をして、たくましく生きて・・という話なのだが、漫画みたいな展開で、もう一つ入り込めなかった。
(図書館) -
戦時下の上海で、逞しく生き抜いた女性。
浮気症で奔放な元夫との壮絶な別れ。
憲兵の手先になって、上海の富豪に近づき、恋に落ちる。
憲兵に騙され、犯されながら、友情を抱くことになる。
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導入で脱落。また時間をおいて読んでみてもいい。
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戦時下の上海を近代的美女の財閥令嬢が、上質でおしゃれな(ハイネックの)衣装で闊歩する。
彼女と様々なタイプの男性(含:菊池寛?)との係わりが見所。
うん、少女マンガを大人になってから味わってる気分。 -
スキャンダルを逆手に人気画家となった財閥令嬢多江子は、戦争統治下の日本を離れ、上海に渡った。
上海で出会う3人の男と、元夫。
多江子の運命はいかに。
この時代の上海の様子を知らず、話の取り掛かりが掴みにくく、入り込むまでに時間がかかりました。
東京の章を挟んで、その後上海の章に戻ってからは、一気に面白くなったように思います。
多江子の魅力に溢れる姿が全て。
出会う人達が皆彼女に夢中になる。でも、彼女が唯一愛した元夫だけは、彼女だけを見ることはなかったという寂しさ。
嫌な奴慎との最後の別れは、ドラマチックで良かったです。