憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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  • 文藝春秋
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感想 : 135
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900896

感想・レビュー・書評

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  • もっと長いブランクを考えていたので、本屋で見つけて、金欠にも関わらず即買い。まぁマコトも歳をとったのか、シリーズ当初の漫画っぽい勢いは影を潜めちゃったかな。ただ、脱法Dやヘイトスピーチ等はあまりにタイムリー過ぎて唖然とする程。おっさんにも問題提起と少しの元気をくれるこのシリーズの今後に期待。

  • IWGPも11冊目。
    脱法ドラッグ、悪徳商法、依存症、人種差別とヘイトスピーチ。相も変わらずくそったれの社会と対決するマコトたち。
    ただ失速感は今作も拭えず。彼らの掲げるわかりやすい正義が薄っぺらに感じる話もあって、自分がそんなマコトたちに両手を突きあげて応援できなくなったことに、時の流れを感じる。
    自分が変わったのかマコトが変わったのか、おそらく両方だろうけど、昔の彼らはもっと単純な直線的かっこ良さがあったはず。
    昨今の石田衣良作品はちょっとミーハーしすぎていて、キレがない。

  • 3年ぶりの新作。
    すでに前作は忘れているものの、マコトって、恋人できたんじゃなかったっけ?と思いつつ。

    話としてはいつものように世相を切りつつも、勧善懲悪で。
    脱法ドラッグとヘイトスピーチの話がよかったかなー。

  • 2014/7/26〔土曜日〕

  • 待望のIWGPシリーズ。脱法ドラッグ、ギャンブル依存、ノマド、ヘイトスピーチがそれぞれテーマの一話完結。相変わらずマコトの手腕は素晴らしい。

  • 安心して読めるシリーズ。長編やスピンオフの作品が読みたい!
    2014.7.21

  • 久しぶりのIWGP。
    読みやすくてある程度おもしろい。うん。

    キング誕生の話を、是非。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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