逢沢りく 上

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163901466

感想・レビュー・書評

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  • 帯に書いてある、

    りくは中学生。
    おしゃれなパパと、カンペキなママ、「オーラがある」と友達が憧れる、ちょっとつく別な存在。
    美しい彼女は、蛇口をちょっとひねるように、嘘の涙をこぼすことができたーー

    に惹かれて購入しました。
    自分にはないものを持った人を知りたく、興味が湧いたというか。漫画の世界だけど。
    じんわりくる。あたたかい漫画です。

  • テスト

  • 複雑な女の子。

  • ママって手間がかかる。
    ママが私にしてほしいことがわかる。
    娘と母の意地の張り合い。
    潔癖、というより、他者や世界への嫌悪感を植えつけられてしまった少女。
    その対象は、関西、動物、食べ物など。

  • どこか冷たいお母さんと、どこか無責任なお父さんと、素直になることを知らない逢沢りくの話。
    淡白に毎日をすかして、悲しかったりさみしかったりするのを無視しようとするが、大阪の親戚一家に揺れ動かされる。
    誰にも分かってもらえないし話したくもない、そんな自分て自分にも住んでいる。

  • 図書館にて。
    怖かった。
    いるよなこういうお母さん。
    そしてやっぱり娘は母親の子供で、母親からは逃れられないのかなという恐怖と不思議な安堵感。
    それぞれのキャラクターがくっきりとしていて自然だった。
    先が気になるようで、読み進めるのが怖いような本だった。

  • りくちゃんの両親って気持ち悪いな…。

  • 友達から全然おもしろくない、びっくりするくらいおもいしろくないと言われたのでそこまで言われたら読んでみたくなって読んだけどおもしろくないってあそこまで言われたことが逆におもしろかった。下巻まで読めばまあ納得

  • 上下巻通しての感想。
    猫村さんを読んで以来の著者の作品。
    とっても良かった。
    前半は何度も爆笑したけれど、最後にはジーンときた。
    関西弁、関西人を馬鹿にした感じは関西人当人が読んだらどんな気持ちなんだろうと思ったが。
    しかしながら、多くの人が持っている関西人のイメージがよく捉えられていたと思う。
    そして、言葉は雑でも情の深い彼らの良さが伝わってきて、これなら関西人も納得して読むのかなと思った。

  • 2015.10.25

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著者プロフィール

1974年生まれ。関西在住。2003年7月より、「きょうの猫村さん」をネット上で連載。2005年7月に初の単行本『きょうの猫村さん 1』を出版し、日本中の老若男女を虜に。2015年には『逢沢りく』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。著書に『きょうの猫村さん』『カーサの猫村さん』シリーズのほか、『僕とポーク』『山とそば』『B&D』がある。

「2017年 『2018年「きょうの猫村さん」卓上カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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