ねないこはわたし

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 544
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904849

感想・レビュー・書評

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  • 絵本作家せなけいこさんの自伝。大学に行ったら専業主婦にさせられるからと高校を出て就職(なんと日本銀行に!)して、子どもの頃から憧れていた武井武雄先生に弟子入りするエピソードには驚きました。夫が落語家というのも言われてみると納得しました。

  • せなけいこって、子ども心を持ち続ける すてきな人だなあ。

  • 子供の頃に読んだおばけの本。そのおばけが表紙にあったので懐かしくなって手に取りました。
    漢字には振り仮名が付いており子供でも読めるけれど、これは昔子供だった大人が読むエッセイ絵本だと思いました。
    子供時代の話や子供と向き合って絵本を制作した話等々、自伝的な内容ですが穏やかで温かな文章の中に絵本作家になると言う強い意志を持ち進んでこられた力強さを感じます。

  • 絵本風エッセイ。まずタイトルがとても良い、返却棚で見つけて思わず借りてしまった。『ねないこだれだ』は、しつけのためではなく大好きなおばけになって飛んで行きたいという理由で生まれたとのこと。だから、おばけの絵本がたくさんあるのね。また、『おばけのてんぷら』に出てくるめがねうさぎは、ほかの作品にも出ていると知り、ぜひ読みたくなりました。落語家の夫がいること、どこかで聞いたことある。それも追っかけようかな。

  • ねないこだれだもにんじんももじゃもじゃも
    子供のときに読んだ覚えがある。
    こんな人が書いてたのね。

  • こんなにスカン!と入ってくる文章、なかなかないです。ほんとに面白かった。

    タイトルを見たときは、こういうギャグで描かれたイラストあったな、と思ったのが第一印象だったけど、せなけいこさんて、ちがうんだよ、ほんとにステキな人なんだよ-!!

  • ねないこだれだ、で有名なせなけいこさんのエッセイ集。
    その昔読んだ作家さんの、直接の声を聞くことができるエッセイ集。優しくて暖かくて、ちょっとお茶目で一本筋の通ったせなさんの語り口調がたまらない。これはいい本を読んだ。

  • Kindle

  • 子どもの気持ちを忘れずに子どもと向き合っていきたい。
    せなさんの絵本をしつけに使うべきではないなと改めて思ったので、読み聞かせのときは気をつけたい。

  • 絵本作家せなけいこさんのはじめての「大人も楽しめる絵本」『その頃の子供の絵本は、「かわいくまとまっている」ものが多い中、「これはぼくだ」「この子は私だ」と思ってくれるもの、こどもが「自分だ」と感じる本をつくりたかった』というエピソードに長く愛される絵本の秘訣があるのかなと感じました。実際に子供に読んだ絵本も数多く掲載されており、「この絵はあの本だなー」などと考えながら楽しめるまさに大人も楽しめる絵本でした。

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著者プロフィール

1969年生まれ。『新幹線しゅっぱつ!』(福音館書店)、『はしる! 新幹線「かがやき」』(PHP研究所)、『ごみしゅうしゅうしゃの ぽいすけくん』(岩崎書店)、『うちのくるまはバン!!』(アリス館)、『しゅつどう! しょうぼうたい』(金の星社)など多くの著書をもつ。『はこぶ』(教育画劇)が、第61回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定されている。

「2023年 『せなけいこ ちいさなたまねぎさん ピクチャーパズル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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