- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163904849
感想・レビュー・書評
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大人の本だった。せなけいこさんが自分はこんなで、こういう時にこんな風に思ってこの本はかきました、みたいなことを言っている本
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せなけいこさんの創作の源は、お子さんと旦那さんと、ご自身
あと貼り絵やっぱりすごいな・・・家庭的・・・ -
だいぶ年配の人なんだねえ。穏やかな中にパワーを感じられるよい本。
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おばけなんてうそさおばけなんてうそさ。
つかれたひとがみまちがえたのさ。
だけどちょっとだけどちょっとぼくだってこわいさ。
おばけなんてうそさおばけなんてうそさ。
せなけいこ氏の簡単な自伝。 -
せなけいこさんの素敵なおばけ本たちが、どのように生まれたのか、というストーリーが、ほのぼのとした文章で書かれています。
せなけいこさんの本を読んで育った人も多いのではないでしょうか。私も、私の子供たちも大好きです。
そんなせなけいこさんの本を読んで育った人なら楽しめる本です。
ご自身がお子様と触れ合う生活の中で、生まれてきたおばけ達、包装紙で作った洋服などを知ると、嬉しくなってしまいます。
下書きの絵の写真が載っていますが、あれは取ってあったのでしょうか。大切に作られた絵本たちなんだなという事が伝わってくるので、ますます大事に読みたくなります。 -
切り絵がたくさんでエッセイ画集のような本。細部まで丁寧に作られた切り絵に見入ってしまう。何気ないこどもの表情まで切り絵で細かく表現されている。どれだけの目が向けられているのか。うん、すごい。せなさんのような子ども側の目を持った大人になりたい。そういう子育てがしたい。真向かいでも、上でも、下でも、横でもなく、子どもの背中ごしからの目線で。そっと一緒にのぞきこむような。
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見るだけでうきうきしてしまうような貼り絵が満載。
せなさんの絵本は教育やしつけ目的ではなく、おもしろいから、とか、こうだったらいいな、という発想からできているとのこと。
だからこそのあの世界観なんだろうなあと納得。
だけど、絵を一生の仕事にする決意で武井武雄さんに師事していたとか、はじめての絵本をだされたのは絵の勉強をはじめられてから18年後だったとか、端々に、ものすごい覚悟でこのお仕事をされているんだなと感じられる箇所があった。 -
「ねないこだれだ」の作者の伝記的エッセイ。
切り絵のあたたかいタッチの絵がかわいく好きなので読んでみました。
作者の育ってきた環境や切り絵の工程などがわかって興味深かったです。
フルカラーの本なので、絵を見ているだけでも楽しいです。 -
ブクログ大賞で、この本の存在を知った。
せなけいこの絵本は、大人になって初めてよんだが、大人が読んでも楽しいし、長年子供に愛されている貫録がある。
そんなせなさんが、自分の事を絵本で語った本。
切り絵のための材料を集めるために、ブックカバーで本屋を選んだりというエピソードが面白い。
また、初期の絵本は子供とのコミュニケーションをとるような魅力があるが、せなさんの子供たちが小さい頃で、子供たちのダイレクトな反応を見ながら作れた。という点について、成る程と思った。
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せなけいこさんの作品の「ねないこ だれだ」や「あーん あん」など、子供に何度も読み聞かせていた本だけど、なぜこのようなお話になったのかがよく分かって面白かった。せなけいこさんの自然な想いがたくさん書かれていて、それが興味深くてスラッと読めてしまった。