- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163904993
作品紹介・あらすじ
ブラック企業の闇にマコトとタカシが迫る!今作でスポットを当てるのはユーチューバーやブラック企業。Gボーイズのキング・タカシの活躍が際立つIWGPシリーズ12巻目。
感想・レビュー・書評
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年に一度の楽しみ。池袋ウエストゲートパーク最新作。
池袋西口商店街の果物屋で店番をする真島誠の元に、今日も依頼人がやって来る。
誠の小学校のクラスメイト・和菓子屋の一人娘の小枝子は、区民アートギャラリーのトラブル。
食えないアーチストの一世一代の作品が何者かに壊される。
キングが持ち込んだ、信じられない金額を稼ぐユーチューバーのトラブル。
スマホ一つでなんでも繋がる。
決してマスクを取らない美少女のストーカーと美容整形にまつわるトラブル。
美しさって、何だ?
そして表題作のブラック企業。
価格破壊の向こう側は人格破壊か。
巧妙に組み上げられた搾取のシステムを突き破れ!
常に時代の最先端を泥臭く駆け抜ける誠と池袋の仲間達。
綺麗事ではすまない複雑なトラブルに知恵と人脈と胆力で立ち向かう。
誠が手にするのがPHSからスマホに変わっても、トラブルはなくならない。むしろ複雑になり、混沌とするばかりだ。
決して痛快なばかりではない。
依頼者と同苦する誠のハートに皆がついてくる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
売れないアーチストの作品が壊されるトラブル、大金を稼ぐユーチューバーが引き起こしたトラブル、少女と美容整形にからむトラブル、若者とブラック企業にまつわるトラブルの計4編。今回もマコトとタカシが、池袋のトラブルを解決する。
ここまでくると、とりあえず読むか(笑)といった感じになってくる。相変わらずの読み易さと安定の面白さ。 -
私は一体いつまでIWGPを読み続けるつもりなんだ、と思ってはいるがこっちはマコトやキングの何倍ものスピードで年を食っちゃうんだから仕方ない。でも読んでる間はいつもGガール気分です、おこがましいながらも。しかしマコトやキングがいれば万事オッケーと思える若さはもうないので、IWGPという馴染み深くまばゆいファンタジーの世界を心地よく漂うのみ。
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池袋の西一番街にある実家の青果店で店番をしながらストリートファッション誌にコラムを寄稿している、池袋のトラブルシューター、マコトを主人公に据えたシリーズ、なんと12作目にあたる。
もともと世相を切り取る印象の強い作品だったけれど、ここ数作はますますその傾向が強くなっていて、今回マコトが遭遇するトラブルもアートによる町おこし、ユーチューバー、ブラックバイトなど、近年の社会にある歪や隙間をテーマにしている。
ある意味、賞味期限のある作品になっているのだけれど、このシリーズはそれでいいんだろうな。
それにしてもマコトも年齢をとったなぁと感じる。ちょっと感慨がオッサンぽくなってきていて、読んでいる途中ではいよいよこのシリーズも店じまいかと思ったけれど、読了してみればまだまだ続きそうだなと感じた。 -
【 #池袋ウエストゲートパーク #西一番街ブラックバイト 読了】
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やっぱ、最高。
これ以上、何を書く必要があるだろうか?
IWGPより面白い本に出会えないのが、ここ数年の僕の一番の悩み。
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マコトがカフェラテ好きになってるのがちょっとツボった。
ꉁ(˃̤ԑ˂̤ ⑅)フ ̋ッ -
相変わらず軽快な語り口読みやすい上に時事を盛り込んでるから考えさせられる。表題のブラックバイトが印象深い。
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池袋ウエストゲートパークの十二冊目。
一つ目は廃校を利用した市民ギャラリーを開いている小学校時代の同級生からの頼まれごとで、アート作品を壊されたもめ事。
二つ目はユーチューバ―どうしのいざこざ。今どきだけど、ちょっと物足りなかった。
三つ目は整形トラブル。キングはこんなトラブルまで解決するのかと思うと、気の毒に。
四つ目はブラックバイト。これにチームメンバーの万引き話まで重なって、ようやくまともなもめ事という気が。そしてこれが一番現実に即した怖い話。昔に比べるといろいろ証拠がとれる時代になってきたけど、雇用形態が変わってからなくなるとは思えない問題。ブラックをブラックと思わなくなる状態って、既に何かの宗教と変わらないくらいの洗脳状態だったり、わかっていても抜け出せない詐欺集団みたいなもの。どこかで誰かが無理をしているお陰できっと世の中は回っているんだろう。 -
廃校ギャラリーのアート作品損壊、ユーチューバーのディスり、美容整形の悪徳勧誘、ブラック企業問題をトラブルシューター・マコトとGボーイズのキング・タカシがスッキリ解決(^o^)v今回はほぼタカシが主役?(^^;)マコトのおふくろさんファンとしては登場が少なくて寂しい(-.-)おふくろさんの梅おにぎり食べたいな~(*´-`)
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アート作品の損壊事件、ユーチューバー、整形勧誘オカマ、情熱系ブラックバイト。
ユーチューバーが出てくるあたり、最新刊だなー。私なんかにはユーチューバーの魅力はさっぱり?なんですが、身体張ってるな…
整形勧誘の話はやっぱりオンナなので、被害者たちの気持ちが分かる部分もあり…まぁ、自分が自分を好きになれるか…って大事なことです。
女囚セブンの橋本マナミさん演じるところの全身美容整形オンナしかり。
ブラックバイトのお話、こわー。こうやって弱者は搾取され使い捨てられるのか… -
池袋ウエストゲートパーク12、表題作を含む4編を収録。
最先端の流行りものから現代社会のひずみに目を向け、そこに巣食う悪をえぐり出し、弱者に手を差し伸べるという姿勢は健在。作者ならではの切り口で、ぐいぐい読ませていく。
うわべはハードボイルドを気取るマコトと、少年ギャングを束ねる氷のタカシのコンビも、相変わらず熱い。とくに、表題作はタカシの見せ場も多く、これはファンへの大サービスかな。そして私も、作者の思惑どおり素直にときめいた。
このシリーズ、テーマによっては好き嫌いもあるけれど、新作が出れば読みたい。今後も、お決まりのパターンをあえて変えず、サザエさんのように年を取らないキャラクターとしてずっと生かし続けてほしいな。 -
大好きなIWGPシリーズ。だけど、最近のは扱うトラブルが小規模になりましたね。確かに問題なんだけど、このご時世珍しくもない事件というか。
著者は「珍しくもないからこそ、スルーしてはいけない」という考えでテーマを選んでいるのかもしれませんが、昔の話(カラーギャング戦争や特殊な事件)と比べると少し物足りない・・・。
あと、解決する時は割とあっさり終わるので、そこまで感動できなかったり(『西一番街ブラックバイト』でキングが腐ファイの五人を倒すところはすごく良かったけれど)。
マコトとタカシの友情を感じられるだけでもこのシリーズを読む意味はあるんですが、欲を言えばまた心がひりつくような、熱いお話が読みたいのです。 -
IWGPシリーズ12作目
今回のテーマは「アートギャラリー」
「ユーチューバー」「整形依存」「ブラック企業」
世相をさらりと撫でて
それでいてちゃんと彼らの話になってるのはさすが。
マンネリ感は否めないけれど、安心して読めます -
面白いんだけど。
読んでる途中、ページめくるのがまどろっこしかったり、
読むのをやめたくないくらいには、面白いのに。
けど、読み終わってふっと、なんかつまんないというか。
キングが最強カードすぎて、トラブル全部、キングと部下たちの力で解決されてる気がするのが、なんかちょっと飽きた。
マコトのおかんとキングのやりとりが好。 -
やっぱりおもしろいね!
マコト、ええこと言うとる。
偉くなってしまった人こそ読むべき書。 -
中学生の頃から読んでいるIWGP。
キングはいつになってもキング…!!!!本当にかっこいい、良い歳した大人になってもかっこいいと思わされるのはすごい気がする。マコトとタカシがお互いを理解し、大切に思っている様がとても尊いなあと思います。(もちろん、友達として!)
アートと盗作、格安美容整形、Youtuber、ブラック企業と、時事ネタや社会問題をテーマに盛り込んできますが、リアル(若者目線)でわかりやすく、なんだかノンフィクションやルポに近い気がします。 -
池袋ウエストゲートパーク12
Gボーイズのキング タカシとのコンビも定番になり、二人の掛け合いと、当時の時事が盛り込まれたトラブルを解決へと導くストーリー
楽しく読み進めてはいるものの、トラブルの解決にはGボーイズの力を借りることが多くなり、マコトがいまいちパッとしなくなってるような気がする。 -
久々にキングの新伝説が。
二人の掛け合い、一番楽しいよね。
シリーズ長くなってくると彼らの年表作りが難しくなってくるね。
いつの時代にいくつなのって。
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いつものIWGP。今回はブラック企業、整形、YouTuber、スクールギャラリー。
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軽快な語り口とストリートのスピード感。
何編読んでも面白い。
何気ない休日の気晴らし読書にサイコー。
「西一番街ブラックバイト」の、マコトとキングのアツさ、あっかたさが良かった。
こんな気持ち持っていたい。(ガキくさい?) -
「西池第二スクールギャラリー」「ユーチューバー@芸術劇場」「立教通り整形シンジケート」「西一番街ブラックバイト」の4話。風変わりな作品を作るアーティストの1話。ユーチューバーの作品や思考や生活が細かく描写された2話。少しやんだ女性の整形を巡るトラブルの3話。非正規労働者を虐げるブラック企業との戦いを描いた4話。4話ではひさびさに、キングタカシの腐ファイとの戦闘シーンが書かれているが、やはりかっこよすぎる。タカシが直接手を下す事は滅多にないだけに、つい読み入ってしまった。
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シリーズものは、惰性で読んでしまう。読みやすいんだろうな。
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久しぶりに初期の頃の面白さが蘇ってきた。
ここ数巻は、マンネリ気味ですこし切れ味も無くなっていたので、少し意外だった。
この巻は、シリーズの中でも上位に来る作品かもしれない。 -
表題作が特に良い、たかしが良い。
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IWGPのリズムがとてもいい。
この本は、4つの物語が入っている。
・西池第二スクールギャラリー
→ 売れないアーティストとクライアントの中小企業の話
・ユーチューバー@芸術劇場
→ 転落コンテンツのユーチューバー
・立教通り整形シンジケート
→ 顔面コンプレックスのマスク女
・西一番街ブラックバイト
→ ブラック飲食企業と黒い5人 -
去年新作が出ていたとは! いつもと変わらずおもしろかった! 久しぶりにこのシリーズを読んだのに、すっとその世界に入っていける感すごい。満足。
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懐かしかったぁ〜♪
読んでると、すぐに映像浮かんじゃいますね(^^)
マコトにキングにGB(笑)
石田衣良さんには申し訳ないが、続いているとは思わなかった。しかも??とはm(__)m
お話は昔と変わらず、池袋の治安維持、世直しです。案外見えていないところでこういう人達っているんだろうなぁ〜
時間があれば振り返ってみよう♪ -
時事ネタ結構大胆に取り込むね
ワ●ミで脳内再生