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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163905976

感想・レビュー・書評

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  • 20172文藝春秋刊。アミの会の11人の作家による推理アンソロジー。書下ろし。いずれも面白く、かなりの高レベル。得した気分になりました。アミの会編の3冊目らしいので、他のも読んで見ます。

  • 「隠す」がテーマのアンソロジー。どの話もそれぞれによく、満足感があった。ちょっとした仕掛けがあるのも、タイトルに沿ってて面白い。「理由」「甘い生活」「心残り」が特に好きだな。「甘い生活」は、後味悪いはずなのに、妙にスッキリした気持ちにさせられて、印象に残った。

  • +++
    恐怖、因縁、苛め、恋愛と老い、引きこもり探偵に芸能人の犯罪。人気作家十一人が「隠す」をテーマに書き下ろした豪華短編集。
    +++

    ほんとうにいろんなものが隠されている。隠す、隠したい、隠される、隠されたくない。隠されれば暴きたくなる人間の本能がついつい深掘りしてしまう。ちょっとした小道具が全作を貫いているのだが、その扱いにはいまひとつ工夫が足りない印象もある。もう少し何か捻りがあってもよかった気がする。とは言え、さまざまなテイストで隠されたあれこれが堪能できる一冊である。

  • 今売れ筋の女性作家による隠すをテーマにしたアンソロジー。

  • アミの会(仮)第3弾とはしらなかった~
    『捨てる』は読んだのですが、
    『毒殺協奏曲』は知らなかった。でもこれはパスしようかな

    好きな作家さんが結構入っているので、また次回も楽しみにしてます。
    (合わないのは、パスして読み進めました)

    数作品読んでいて、なぜ、わざわざ「○○」が出てくるだろう?と思っていたら
    後書きに共通なものがある、と書いてありました。

  • アミの会(仮)のアンソロジーシリーズ第3弾。隠すがテーマで、どの作品も作家の個性が出ていて面白かった。そして、共通の隠しテーマがあるので、あれ、なんだっけな?と、2度楽しめた。

  • アミの会(仮)は知らなかった。これが3作目だなんて。
    損した。
    色々な作家の「隠す」をテーマにしたアンソロジー。
    なかなか、いや、かなり面白い。
    好きな作家に浸るのも良し。初めての作家で読書の幅を広げるのも良し。
    この本通じて統一したテーマとは。
    簡単でしたが、面白い趣向ですね。
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  • なんつー豪華なアンソロだ!とほくほく読みました。
    トップの柴田さんでしかも麻生が出てきて飛び上がった。心臓に悪い。

  • 作家さんによって違う匂いがする。面白いな。

  • 現代女流作家たちが集まってできた「アミの会(仮)」のアンソロジーミステリー、第三弾だ。今回のテーマは「隠す」。
    動機を隠す、凶器を隠す、犯行を隠す。
    さまざまな「隠す」が作家の個性で描かれていておもしろい。舞台も、現代から、昔話の読み替えまで幅広い。
    共通のアイテムがすべての作品に登場するのだけれど、さらりと登場して読み飛ばしてしまいそうになる短編もあれば物語の大切なキーアイテムとして扱っている作品もあり、そういったところにも個々の感性を感じて興味深かった。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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