私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 407
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163916149

感想・レビュー・書評

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  • 精神肉体ともに健康にその人生を過ごせるのならば、やはりそれは何事にも感謝しないといけないのかもしれません。

    そんなことを考えさせられる本書です。ヤングケアラーという言葉が世の中に認知されてきたのは最近でしょうか。
    この淡々と進むストーリーを読むと、世の中の「親というもの」がいかに大変に、いかに精神的にも追い詰めながら、子供を育てているというのがわかるかもしれません。
    そして、環境というものがいかに影響があるのかということも、
    読後感はもやもやでしかありませんが、勉強になりました。

  • 2023/06/01 更新

  • 複数の当事者のエピソードを織り込ませたストーリー。

  • 言葉でまとめるのが難しい。
    私は運良く愛されて育って、社会人になっても碌にご飯も作れない。
    でも彼らは幼い頃から病気の家族の面倒を見て家事をやっていた。
    家のことをするだけでなく、病気に伴う暴力やネグレクトも受けていた。親が病気であり苦しんでいたということも辛い。
    でも子供はどんな時でも守られて欲しいと思った。
    他にも色々思ったけど分からなくなってしまったのでここでやめにする。

  • 369/ミ

  • 、、、家族故に、犠牲の負担が重すぎる

  • [NDC]369[当館]

  • なかなか心に刺さる話が多かった。
    自分はヤングケアラーではないと思っているが、似たような病理は持っていると思う。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ、東京在住。2014年に「あたふた研修医やってます」(KADOKAWA)でデビュー。
主な著書に『こころのナース夜野さん』( 小学館 )、『私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記』(文藝春秋)、『男との付き合い方がわからない』(大和書房)、『精神科ナースになったわけ』(イースト・プレス)、『32歳で初期乳がん、全然受け入れてません』(竹書房) 、『まどか26歳、研修医やってます!』、『コミュ障は治らなくても大丈夫』(KADOKAWA)等。

「2023年 『僕は春をひさぐ~女風セラピストの日常~(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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