演奏家篇 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書 132)

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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166601325

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  • [ 内容 ]
    スコアは演奏者の魂を得てはじめて生きた音となり、一瞬にして消え去る音は録音技術の発達、CDによってはじめて永遠の命を保つ―。
    新世紀に伝えるべき名演・凄演とは何か?
    評論のみならず、指揮や録音など音の現場にかかわってきた著者三人が、真に心震わせる演奏を厳選。
    一人の演奏家を巡って時に意見をたたかわせ、時にその表現を讃える。
    すばらしい音との幸福な邂逅がここにある。

    [ 目次 ]
    指揮者(アルトゥーロ・トスカニーニ;ウィレム・メンゲルベルク;ピエール・モントゥー ほか)
    ピアノ(アルフレッド・コルトー;ヴィルヘルム・バックハウス;アルトゥール・ルービンシュタイン ほか)
    弦楽器(フリッツ・クライスラー;パブロ・カザルス;ジャック・ティボー ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 聴き比べていくうちにどの評論家と感性が近いかわかってくる.。そうなると、クラシック探訪の良き手引きになる。

  • 基本的に印象批評なので、あまり真に受けない方がいい。クラシックを聴き始めた人が鵜呑みにするのは危険。印象批評であることが判って読めばそれなりに楽しいし、CDも聴いてみたくなる。

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著者プロフィール

1930年東京生まれ。本名は功(いさお)。父は漫談家・牧野周一。4歳のとき、金の鈴子供会に入り、府中四中(現戸山高校)でも合唱部に所属、合唱指揮者を目指し、国立音楽大学声楽科を卒業。当時の学長、有馬大五郎氏に楽理科への転向をつよくすすめられ、NHKからもレギュラー評論家になるよう説得されたが固辞。しかし、ブルーノ・ワルターに出した手紙に返事がきたことから原稿依頼がふえてゆき、やがて評論活動が主となった。著書は40冊を数える。合唱指揮者としてはKTU合唱団、早蕨会、成蹊大学、帝京大学、跡見学園女子大学の常任を務め、客演としては神戸市混声合唱団を24年、日本女声合唱団を18年、アンサンブル・フィオレッティを15年、オーケストラは87年から10年間新星日響、96年から10年間アンサンブルSAKURAを振り、CDは全部で60枚。2015年4月には仙台フィルでベートーヴェン:交響曲第7番、2015年7月には大阪交響楽団で第9を指揮、いずれもCD化された。


「2016年 『宇野功芳の軌跡 DVD付』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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