外交官の「うな重方式」英語勉強法 (文春新書 668)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166606689

感想・レビュー・書評

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  • 英語を機械的に覚えても意味がない
    英語は言葉であり、文法や単語には背景がある

  • 文法の重要性と微妙なニュアンスの違いが分かりやすく書かれていて有用。紹介されているテクニックみ使えるところは使っていきたい。

  • 元外交官が、英語の学習法と英文法の解説を行っている本。

    タイトルにもなっている「うな重方式」というのは、例えば単語を覚える際、英単語のみで覚えていくのではなく、文脈の中でとらえていくべきであるということや英単語を調べる際、語源まで追うことによって、同種の単語を同時に覚えていくなど、幅広く英語を学んでいくことをうな重(ウナギ・たれ・ご飯の3つが一体となって美味しくなっていること)に例え、著者が命名したものである。

    内容としては上述の2部構成のうち、英文法解説のボリュームが多い。ただし、単なる英文法解説書ではなく、外交官の経験を織り交ぜ、ネイティブの話すニュアンスの違い、国益のせめぎ合いに使われた英文法のエピソード等を取り上げ、軽視されがちな英文法の有用性を紹介している。

  • [ 内容 ]
    英語修業を続けること四十年のベテラン外交官がこっそり明かす、とっておきの英語上達法「うな重方式」とは?
    これで会話も、文法も、国際貢献も、タフな交渉も、万全だ。

    [ 目次 ]
    1 英語をどう学ぶのか(意味のないことは覚えられない(英単語暗記は「うな重方式」で) 「金粉浮遊説」の誤り 外国人の名前 アスリート(カタカナ言葉のアクセント) ほか)
    2 英文法が好きになる楽しい話(冠詞が分かれば英語は分かる 寺島しのぶ「エブリタイム、キスよ」(every timeとalways) 「よろしかったでしょうか」(過去形にしたい。丁寧に言いたい、傷つきたくないから) 山崎貞著『新々英文解釈研究』と関係形容詞 ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 英語学習のヒント集の一つに位置付けしておくと良いだろう。

  • 外交官の視点で英語を読ましてもろた。

  • 09/2/27
    文法大事,冠詞は大事,単語は語源で覚えよ

著者プロフィール

大阪学院大学外国語学部教授、中京大学国際教養学部客員教授。
1950年、三重県松阪市で生まれる。名古屋の東海高校を卒業して、1969年、一橋大学法学部入学。1974年に卒業、外務省に入省。1977年、ケンブリッジ大学よりLL.M(法学修士号に相当)取得。国連日本政府代表部の一等書記官や天皇陛下の侍従を経て、2009年から2012年まで駐チュニジア大使を務める。 在任中に「アラブの春」の先駆けとなったチュニジア革命に遭遇。その後、駐ラトビア大使を務め、2015年 12月に外務省を退官。2016年より現職。
著書に、「「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった」(新潮新書)、「外交官の「うな重方式」英語勉強法」(文春新書)などがある。

「2018年 『「アラブの春」とは一体何であったのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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