- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166607174
作品紹介・あらすじ
デフレ、円高・株安、財政赤字…「民主党型バラマキ政策」では瀕死の日本経済は救えない。
感想・レビュー・書評
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なんか途中から話がずれてませんかね・・・?
もう少し経済の細かいことが書いてあると思ったんだけど。
あっ、これ読んだのは与謝野さんが自民を離党する前でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
政策通で知られる与謝野馨氏の著書。政治家とは何か、今まで与謝野氏の軸となる思想に触れたことがなかったので、彼の社会経済や日本の将来に関する考えは新鮮で、同時に非常に力強く感じた。スタンダードな政治家らしい考えだがらそれが本質であるというのは素晴らしいことだと思う。
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本書を読んだ当時は与謝野馨氏の経済政策に興味を持っていたが、著者が菅内閣に入閣してから、その変節振りに辟易としてしまった。
内容は示唆に富んだ良いものである。本書を読んで感じたのは、与謝野氏には自民党に留まって、建設的政党としての人材育成に力を注いでほしかったということである。 -
伯父の蔵書から。
麻生政権の(与謝野氏からみた)与党内の攻防、与謝野馨の政策・人脈がわかる本。
この本を読む限り、政策については財政再建重視派でデフレ解消政策に重きをおいてないと思われる。
後半の消費税目的税化、安心社会実現会議での方向性はおもしろかった。
解決すべき問題を重視し、超党派で議論をすすめるべきだという考えだったからこそ、今回民主党に誘われて政府に入ったのだろう(それと人脈)。
結果は残念なことになりそうだが。 -
著者は政策通として有名だが、経済の仕組みと力学の説明が理路整然としていてわかりやすい。法学部出身で経済の勉強をむやみとやりすぎないでシンプルにまとめて理解しているのがかえっていいみたい。
今読むと、状況が古くなっている(鳩山政権下で書かれているのだから)が、ますます悪くなっているみたい。
自民党を出るような気配はここではまったくない。 -
民主党批判かと思いきや、批判に留まらず、与謝野さんが各自民党政権内で担当していた仕事についても書いてあった本。
この本を読んでいると、与謝野さんは自民党に留まって、若手育成をしていたほうがよかったのではないかなあと思います。
続きはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/2884684.html -
一躍時の人となった与謝野馨氏の本。
いち経済学部生に過ぎない自分にもダメだとわかるようなことを平気で行う政治家がいるなか(特に仕分けを見ていると)、ホントに頭が良くしかも利他的なんだろうなーと思わされた。
確かに、仕組みや制度よりも「努力」とか「耐え」を重要視したり、制度設計について触れることなく金融資本主義を悪者にしたりと古くさく見えるような議論もあるが、自民党や日本の再生のためには若手がでてこなければならないと断言しているので、マスコミの与謝野氏を「老害」のようにみなす報道は安易な批判だと思った。
日本は資源がないからイノベーションを起こし続け「自転車操業」でやってくしかないという考えや、社会保障とそれ以外を分けて考え方など全体的に納得できる部分が多かったけど、一時期の自民党のように政権が長続きしないことには絵にかいたモチで終わってしまうんじゃないかな・・