うほほいシネクラブ (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608263

感想・レビュー・書評

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  • 映画に関する雑談のネタにはもってこいの一冊。

  • 内田樹さんによる短信フィルムレビュー。1本あたりの評が短いので、お風呂で読むのに最適。名作駄作問わずあらゆる映画に食指を伸ばすその博捜ぶりはすごい。

  • 教授による映画のレビューを集めた、なんともぶ厚い新書。面白そうな所だけちょこちょこつまみ読みしていたら、結局ほとんど全部読んでた。「映画は、映画について語られることを欲望しているジャンルである」というのが教授の持論。語り口が楽しげで良い。ジョニー・デップをほめてるトコも非常に良いのだな、えへへ。

    • たまもひさん
      じゅんさんもジョニー・デップがお好きとは、これは嬉しい!
      わたしは「シザー・ハンズ」以来のジョニデファンで(これは自慢です、エッヘン!パイ...
      じゅんさんもジョニー・デップがお好きとは、これは嬉しい!
      わたしは「シザー・ハンズ」以来のジョニデファンで(これは自慢です、エッヘン!パイレーツで知ったにわかファンじゃないのよ、オホホ)、「ギルバート・グレイプ」を見て、もう一生ついて行こうと決めました。暗い目がいいんですよねえ。だーい好きです。
      2012/01/06
    • じゅんさん
      私は「ギルバート・グレイプ」からのファンです。(*^_^*)弟にお風呂を使わせながら気になる女の子のところに行きたくてたまらないお兄ちゃんが...
      私は「ギルバート・グレイプ」からのファンです。(*^_^*)弟にお風呂を使わせながら気になる女の子のところに行きたくてたまらないお兄ちゃんが好きでした。最後に家を焼こうと決心するところも。うん、彼の眼、いいですよね。
      作品ごとに別人のようになって驚かされます。
      2012/01/06
    • たまもひさん
      そーなんですよ!すごいインテリに見えたり、凶暴な人になったり、アホ海賊になったり。いつもドキドキワクワクして見てしまいます。ダントツのわがア...
      そーなんですよ!すごいインテリに見えたり、凶暴な人になったり、アホ海賊になったり。いつもドキドキワクワクして見てしまいます。ダントツのわがアイドル。
      ヴィゴ・モーテンセンも好きなスターなんですが、ジョニー・デップほど出演作が見られないのが残念です。あ~、こういう話は楽しいですね!
      2012/01/06
  • 言わずとしれた
    内田流 映画評
    そうだなぁ と 思う作品もあり
    へぇ そんな受け取り方も あるんだ もあり

    まぁ
    お気軽読み物として
    いいですね

  • 映画ガイドとしては役に立たないが、映画評論としてはかなり面白い本だと思う。さすが当代最高の知識人だけあって、映画と外世界(政治、歴史etc)との繋がりを教えてくれる。

    ただこの人は映画を見過ぎているので「このシーンは○○の引用」なんてことのすぐ気づいてしまう。だからどうしても見る所が普通の人よりひねくれている。本書は「この映画の評価すべきところはそこじゃないだろ」とツッコミを入れながら読むべきだろう。

  • 映画評論家・内田樹が187本の映画について語った一冊。ゼミ書評課題。

    たしか10月の課題だったが、12月27日にやっと読み終わった。だって長いんだもん。400ページもあるんだよ。それだけ語れるってすごいよね。内田さんは各方面で映画の評論を書いていて(読売新聞や自身のコラムや映画雑誌など)、それを寄せ集めたものがこの一冊になったわけなんだけど、彼の読み方はすごい。映画を何百本、何千本と見たからこそ、自分自身の言葉で映画の共通点や俳優陣の特性、監督の特性などを紡いでいる。いや、本当にすごい。映画のことも知れるし、知的な人の歴史観や何やら学べるから結構いい一冊だと思う。でも長いから星3つ。

  • 最近の映画についても多く書かれているので、見ていない作品について興味がわく。共感するところも多々あり。
    黒澤や小津作品へのリスペクトに対して、タルコフスキーやゴダールはバッサリ。

  • ウチダ先生が映画について色々語る本。
    僕はこの本で取り上げている映画を殆ど見ていない。ラカンの理論が生きている映画なんて記述があってもラカンを知らないんだから、何の足しにもならないよね。
    とは言いつつ、ウチダ先生の語り口を楽しみながら、読み終えました。
    内面の無い役者が良いって、判ったような、判らないような。

    DVDを借りにいったりしたら、本を読む時間が更に減るなあ。
    でも偶には、少し面白い映画を探そうかな~。

  • 年末なので参加者多数で盛況でした、来年も宜しくお願いします!

  • 2011.10月某日読了。

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著者プロフィール

1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。神戸女学院大学を2011年3月に退官、同大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。著書に、『街場の教育論』『増補版 街場の中国論』『街場の文体論』『街場の戦争論』『日本習合論』(以上、ミシマ社)、『私家版・ユダヤ文化論』『日本辺境論』など多数。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。

「2023年 『日本宗教のクセ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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