ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 866
感想 : 148
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166609017

感想・レビュー・書評

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  • 【つながる読書、ビブリオバトルの魅力とは?】おすすめの一冊を持ち合い、本の魅力を紹介しあう書評ゲーム「ビブリオバトル」。ネット時代の新たな本と人との出会いを提案する。

  • やってみたいなぁ。
    この本をよんで、思っていたよりもハードルは高くないと思えた。
    更に、思っていたよりも色んなメリットがありそうだと。
    いいな。多くの人に本で楽しんでもらう仕掛け。

  • ビブリオバトル、自分の所属する大学でも行われていて少し気になったので、この本を読んでみました。

    小説的なプロローグ、エピローグはいらないし、ビブリオバトルの目的として、「読書の魅力を掬い上げる」というのがあるはずなんですけど、そこが十分に伝わってこなかったです。
    「本を知り、人を知る」のはわかるけど、『共感』でしか人を知れないんじゃないかなあと感じてしましました。
    もちろんこのゲームのやり方次第だと思いますし、実際に周りではどんな感じで進められているのか見る方が早いな、と思いました。

  • 巷で話題のビブリオバトルの概要を一冊にまとめたもの。
    そもそも、ビブリオバトルとはなにか。一言で言えば、「本を紹介するプレゼン大会」といえる。
    何より、ビブリオバトルのルールは非常にシンプル。

    ・お気に入りの本を持参する
    ・順番に一人5分で紹介する!(+2~3分のディスカッション)
    ・「どの本を一番読みたくなったか?」で投票を行い チャンプ本を決める

    プレゼン力も上がるし、みんなでワイワイ話して楽しめるなと思った。個人的にはこれを機会にやってみたいと思う。

  • 最近、図書館のイベントとして見かけることが多い。

  • 小説風のプロローグ、エピローグは不要では?

  • 如何に読んだ本を面白く紹介出来るのかが鍵。
    俺ならば週間プレイボーイの袋とじで聴衆を惹きつけるね

  • 「ビブリオバトル」自体を知らなかったんですがタイトルに惹かれて読んでみた。
    「本を通して人を知る」というのはホントに素晴らしい発想だと思う。私も本棚見れば友達になれそうか分かる。
    ビブリオバトルは面白そうではあるが参加してそこで面白そうと思った本を読む時間が世の中の人にはあるのだろうか?
    暇人の私でも年200冊程度でいくら頑張っても300冊は読めない現状を考えると、個人的にはビブリオバトルに参加するのは難しい。
    「面白かったよ」の一言だけで回って来る本を読むのが会話が少なくて一番ホッとするかも。

  • ビブリオバトルの考案者による、ビブリオバトルについての本です。発端は、著者が所属していた研究室で読書会を始めようとしたこと。従来の読書会では発表者以外読んでこなかったり、レジュメを読み上げるだけで退屈だったり、そもそもどの本を読むべきか判断できなかったりと、問題が多いと感じていたそうです。そこで、みんなが読むべき本をそれぞれプレゼンし、「チャンプ本」を改めて研究しようと考えた――それがビブリオバトルにつながったと知って驚きました。
    研究室というコミュニティで始まったため、コミュニティ構成員によるビブリオバトルでは、回を重ねるごとに互いを深く知ることができます。コミュニケーションを深めることは目指していなかったにせよ、人を知るツールとして役立つことになりました。最初の思いつきがそのままの形で実現しなくても、思いつくことが重要なのだと感じます。
    ちょっとした短編小説も挟まれ、ビブリオバトルの様子が具体的に描かれているだけでなく、ビブリオバトルがその後の人生にどう影響を与えたかも書かれており、楽しみながら読むことができました。

  • これ、見るからに楽しそうです。

    仕事で使えないか、検討中。
    まぁ、あとは上司の頭がどれだけ柔らかくて、いろくなところにアンテナを伸ばせるかどうかですよねぇ。

    今日、ちょっと話したらルール崩せ的なことを言ってました。
    うーん、それではあんまり意味がない……というか、楽しくないなぁ。

    まぁ、最終的には、上司関係なく、環境を無理矢理作って、やりたいことをやるというのが、わたしのスタイルではあるのですが。

    まぁ、できることなら、楽しくやりたいですねぇ。

    あと、前後の小説部分は、ちょっと蛇足かなあと思った。
    この部分があるから、この本を手に取らない層もいるのではないかと思った。

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著者プロフィール

立命館大学情報理工学部教授。京都大学大学院工学研究科精密工学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門分野は人工知能、創発システム、コミュニケーション場のメカニズムデザイン、記号創発ロボティクス。
著書に『ビブリオバトル――本を知り人を知る書評ゲーム』(文藝春秋、2013年)、『記号創発ロボティクス――知能のメカニズム入門』(講談社、2014年)、『賀茂川コミュニケーション塾――ビブリオバトルから人工知能まで』(世界思想社、2019年)『心を知るための人工知能――認知科学としての記号創発ロボティックス』(共立出版、2020年) などがある。

「2021年 『コミュニケーション場のメカニズムデザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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