臆病者のための億万長者入門 (文春新書)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166609703

感想・レビュー・書評

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  • 社会保険、雇用保険の仕組みを学べた点が良かった。著者の他書籍も気になる。

  • いささか悲観的すぎると感じる部分もあったが、全体的にものすごく参考になるし、あまり伝えられない真実が伝えられている。

  • 投資とは何かを学び始めるのに最適な一冊。
    超基本的なことから分かりやすく、非常に読みやすく纏まっていました。

  • 「お金は分散して外貨預金しろ」

    投資の基本は分散。現金主義の人はリスクを負っている。投資することがリスクだと思っていたが、日本円だけ持っていると、日本が落ちた時に破産する。米ドル、ユーロ、日本円など分散して持つことでリスクを分散する。それが臆病者が億万長者になる秘訣である。

    知識があまりない人でも読めるものだと思っていたが、そうではない。投資に関して多少知識のある人でなければ難しい内容であった。

  • 株初心者向けに推奨されていた本(8 of 17)

  • 切っても切れないお金の話。
    流石の舌鋒の鋭さ。
    ただ、私個人のリテラシーが低いので、飲み込めてない部分も。
    他の本も読んで理解を深めたい。

  • - 株取引を始めて以降最初に読んだこの手のhow to本、実経験の有無によって納得感は大きく異なると実感。
    - 頭に入れておきたい知識・洞察が多く、定期的に読み直して自分をチューニングしたい。

  • 金融リテラシーをつけることはとても大切だと感じた。
    特に保険の部分。

  • p117 個人投資家にとってもっとも合理的な投資法⇒「暴落を待って」株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資すること
    これはしっくりくるな
    P148 インフレ率の低い(デフレの)通貨は必ず上昇する」
    「長期的には」高金利の通貨は安くなる これが金利平衡説

  • 資産運用の入門書。宝くじや不動産投資のデメリットを仕組みから丁寧に解説し、分散投資などによってコツコツと利益を生み出していくべきとの論調である。アクティブファンドよりもインデックスファンドが利益を生み出す、うまい話には乗ってはいけない、など、初心者向けとして著者の主張は決して目新しいものではないが、根拠を示して説明がなされているため、読んでいて理解が進みやすい。
    本書の一番のポイントは、資産運用を“儲け”として考えるのではなく“保険”として考えるべき点だろう。平均寿命が伸び老後が長くなる中で、年金だけでは心もとない。また、多額の債務を抱える我が国の経済が、将来どのようになっているかも解らない。そのような不安を解消するためにも、円預金と外貨預金が資産運用のゴールだという。
    外貨預金の知識が不十分な自分にとってはハードルの高い目標設定な気もするが、国家破綻までも想定した場合、入念にリスク分散をしておくべきなのだろう。(個人的には実践には移せないように思うが…。)

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著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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