- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166611102
感想・レビュー・書評
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博覧強記な司馬さんらしく、角界の先人の言葉をサラリーマンのために書き綴った新書です。
若かりし頃の福田定一さんの文章という感じが出ていて、愉快に読めました。
また、戦後の経済発展時期のサラリーマン社会から、現代の不安定雇用の時代におけるサラリーマンを取り巻く環境は激変していますが、サラリーマンという範疇に身を置くものとしては、読んでおいて損はない本です。
また、家庭を持つこととは、戦後の社会的環境はこれまた、激変しておりまして、男女雇用機会均等法時代の夫・妻に身を置く人間としては、びっくりするような記述もありますが、人間長らく生きるということは楽しいことであります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昭和30年頃書かれたもののようですが、今読んでも新鮮な印象を受けます
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期待外れ。司馬遼太郎観が変わってしまいそう。正直言って、単に世相を皮肉っているだけの文章にしか感じられない。
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私の顔には自信があらわれているのだろうか?
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初めてきちんと読んだと思う司馬遼太郎の文章です。60年ぐらい前も人は何も変わらないのだなぁと良い意味で気持ちが楽になりました。