- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167150068
感想・レビュー・書評
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全6巻。
三国志。
一般的に知られてる三国志は
「三国志演義」っていう講談とかで広まった
正義の蜀vs悪の魏って構図のお話。
これは真逆。
というか必要以上に演出されてる部分をなくして、
個人的解釈ではあるものの
本当の歴史を小説にしていこうとしてる感じ。
なんで劉備はじめ関羽なんてボロクソめだし、
曹操が主役っぽい。
そして
五斗米道がもう一つの主役、メインなのが興味深い。
文章は読みやすいけど若干淡白。
泣く程移入はできなかった。
基本の三国志を知ってから読んだほうが良いと思う。
ずっとへーって感じ。
でも基本の三国志の方が夢があってワクワクする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『蒼天航路』が出るまで、魏ファンを支えた一冊ではないでしょうか。
そしてこの本のすごいところは、どの陣営も格好いいというところ。
大好きです。 -
P191、洛陽、わが手にあり
「そのなかには沙漠的ムードあり、水田的な情緒もあり、
読者は歴史の壮大さに酔うことになるのだ。」 -
陳瞬臣さん大好きなんだ…!
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三国演技をベースとした物語が多い中、この小説は『正史三国志』をもとに書かれた名作である。蜀の劉備陣営ではなく、魏の曹操陣営を中心に描かれている点も面白い。
第1巻は、黄巾の乱から、董卓が洛陽を灰にするところまで。 -
「三国志演義」ではなく、歴史書の「三国志」よりの小説。
主人公は、五斗米道の教主の妻という少し異質な作品です。
「三国志演義」をある程度理解してからのほうが、面白く読める作品だと思います。 -
曹操の視点で描かれているので、これはこれでおもしろい。
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下記全巻
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三国志モノで、目から鱗、陳 舜臣氏にはまるキッカケとなったシリーズ。
曹操のファンになり始めたのも、これがキッカケ。
でも、孔明一番は変わらず〜
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吉川英治の三国志を読んだ後にこれを読んでみた。高校2年生の頃。人物がリアリティあります。偏頭痛の曹操、臆病でちょっとずるいところのある劉備。本の匂いにまで魅力を..というと変態ですね。