秘本三国志 1 (文春文庫 ち 1-6)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167150068

感想・レビュー・書評

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  • 数ある三国志作品のなかで、特に好きな作品です。

  • 変なところから始まる。淡々と進んでいくので、三国志を知らない人は読みにくいかも。ちょっと宗教色が強いかもです。

  • らしいと言えばらしい劉備殿が見られます。大概劉備殿は「聖人君子」として描かれますが、「読書嫌いで友達を増やしたがる」という人はこういうキャラじゃなかろうかと。

  • 平成19年1月25日読了

  • ◆これはどちらかというと正史まで踏み込んだ方向けです。派手な部分はありません。むしろ淡々としているほうが好きな方にはオススメです。

  • 文庫で全6巻。三国志は大学で専攻したほどハマった物語で、色んな作家が書いた小説や、歴史書の陳寿「正史三国志」や、日本に入ってきた話の元になっている小説版・羅漢中「三国志演義」なども数々読んだけど、この陳舜臣版が1番好き。ドラマチックさでは吉川英治版が1番だけど、これは同時代の架空の人物の視線で、淡々と史実にある程度忠実ながら物語としても俊逸。蜀を正統としている「三国志演義」や吉川三国志の流れを愛する人には面白くないかも。逆に「正史」や史実を知っている人にはとてもオススメ。

  • この人の本はためになるので好きです。
    面白いし。

  • 宗教と三國志。仏教と三國志。劉備は黒く曹操は格好いい。さすが。

  • 吉川三国志を探してたら、本屋の店員に薦められた。読んでない。

  • 全6巻。陳版三国志。曹操が主となっている。いわゆる三国志を裏側から見るような感じ。

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著者プロフィール

1924年-2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『茶事遍路』(読売文学賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)、『中国の歴史』(全15巻)などがある。

「2018年 『方壺園 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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