三屋清左衛門残日録 (文春文庫 ふ 1-27)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167192273

感想・レビュー・書評

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  • 三屋清左衛門のような人物になりたいと思う。

  • 久しぶりの時代小説。江戸時代の御隠居のお話。

    話自体はのんびりしているけど、別にだるさは無くて、
    楽しんで読めました。
    かなり読みやすいので、時代小説読まない人にも勧められるかな。

  • 40ほど歳の離れた仲間に貸していただいた本です。
    派手さのないゆったりとした作風に、しみじみと心が落ち着く感じがしました。
    清左衛門の心情や生活の変化や、その中で事件を解決していく様に、意識が江戸時代の風景にゆっくりと入り込んでいきました。
    まだまだ先の、老後の在り方を思い描いてしまいます。

  • ラストシーンがいい!

  • 再読。やっぱりすごく好き。私も佐伯熊太みたいなバリバリ現役やり手の幼馴染や、里尾みたいな嫁が欲しい。平松与五郎みたいな手練れの後輩も居たら良い。

  • 少しずつ変化してゆく主人公。その背景の事件が過不足なく表現されている。読んでいて気持ちいい。

  • まさにいぶし銀。
    主人公三屋清左衛門の足並み共に静かに藤沢ワールドに浸れる。

  • 清濁併せ呑んで問題を解決していく主人公が魅力的。

  • 素晴らしい。

  • 2011.8.1読了。

    読み始め、山本周五郎の「寝ぼけ署長」とダブったけれど、意外や江戸時代を背景にしたこちらのほうが しっくりきた。

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著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

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