- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167257033
感想・レビュー・書評
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モノ作りのドキドキと、のめり込む情熱に大変共感できる。
また、最後に紹介されている手紙の、最後の一行が、とても羨ましい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界の田宮。
なんか地道にコツコツ、どんなときも屈せず、意思を貫き通す。
その成功はその賜物なんだなぁと思わせてくれる。 -
この文庫が出たときから気になっていたけれど今まで読む機会が無かった。
トップを走る人の言葉は面白いといつも思う。
もしも、若干間違っていたりちょっと道がずれていたとしても、相手を言いくるめるだけの説得力や勢いを持っている。
具体的に田宮さんが間違っているとかって意味ではなく。
好き。というはすごい原動力だね。
寝食忘れるほど好きなものがあるって、もうそれだけで勝ちのような気がする。
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田宮さんによる、田宮模型の仕事のお話。読めば読むほど、パッションの熱さが伝わる。どうせ仕事をするなら、そんな風にのめりこんでみたい物だと思わせる一冊。
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97年に出版されて大ベストセラーとなった後、2000年に文庫化されても未読だった「田宮模型の仕事」をようやく読んだ。
有名なポルシェのエピソードのように、ときとして「思い入れが強すぎて、ビジネス的には失敗」ということもあったようだが、タミヤが最高品質の模型メーカーとして世界中から認知されるようになったのは、やはりその思い入れ故であろう。
印象に残った言葉を一つ。「商売になるから始めたところと、模型が好きでやっているところの違いをみせてやる」 -
えー、わたしは、プラモデルを全然作らない人です。
生涯作ったことがあるプラモデルは、宇宙戦艦ヤマトの100円シリーズと機動戦士ガンダムのプラモデルぐらいです。あと、なんか、潜水艦のプラモデルを作ったような思い出はあります。
まあ、もともと不器用ということもあったし、影響の大きい兄貴もそれほどプラモデルを作らなかったということもあるし、車も、戦車も、飛行機も、電車も、銃も、そもそも、それらの中に、車種というか細分化された種類があるということが、中学校ぐらいまで理解してなかったのではなかろうかと思います。*1
多分、プラモデルというのは、そういう細かい形の違いのわかる人が楽しむためのホビーなのだと思います。
まあ、小遣いが少なくて、おもちゃも少なかったのでということもあると思います。
そんななかでも、タミヤなんて、高級品ですからねぇ。まったく、今までの人生の中で、接点はありません(笑)
でも、マニアな心というのは、どっかにあるようで、この本は、なかなかにおもしろかったです。
こだわるところは、そこなんだみたいな。
好きなことを仕事にするのは、やっぱり、とっても大切なことです。
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好きなことをやらねば!と考えさせてくれる。
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本を読むのは好きだったけど、
読書感想文は嫌い。
でも、高校は3年間先生一人一人が選んだ本
約50冊の中から一冊選んで、読書感想文を
書けという課題が夏休みに出ていました。
何年生の時かは忘れたけど、その時に
読んだ本です。
プラモデルといえば、の田宮模型の
現会長(だったっけ?)が書いた
会社やプラモデル業界の半世紀。
色々な裏話があって面白いです。
先週末、静岡ホビーショーという
プラモデルやラジコンの巨大な展示会
に行ってきました。
凄かったです!人の量も、飾ってあるプラモデル
やジオラマやボックスアートも、人の熱気も。
会場近くで田宮模型本社の見学会もあったのですが、
人の多さと天気の悪さと空腹で断念しました。
残念xxx
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田宮模型のお話。
戦車のプラモデルなんぞを作るのに、係員が居ないときに、戦車の底面を覗いたり、色々努力してんだなぁと感心する。 -
ミニ四駆で有名なタミヤ!
日本の木製模型屋が
世界のTAMIYAとして名を馳せるまで。
模型が好きということ、
細部までのこだわり、
そして実物への想いの投影。
ソ連戦車の実物が見られる!という情報があれば
中東戦争直後のイスラエルまで駆けつけます!
冷戦最中、ソ連大使館に戦車の資料が欲しいと
嘆願して、警官に目をつけられたり…。
なんだかおもちゃに夢中な男の子そのままで、
頭をなでたくなっちゃいます。
読めば「とことん力」、アップです。