きんぎょの夢 (文春文庫 む 1-14)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167277147

感想・レビュー・書評

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  • 解説がよかった。

  • 向田邦子の放送台本を中野玲子氏が小説化したということ。
    昭和の香りたっぷりの人情風味たっぷりの味のあるお話3つ。
    誰が演ったらいいのかな、と思いながら読みました。
    この時代の昭和は、ほんとに今と違うわね。でも「きんぎょの夢」がよかったかな。

  • なんか懐かしいような。
    昭和。

    • 9nanokaさん
      山の会でも聞きましたが、珍しい作家さんですね。昭和はいいですね〜
      山の会でも聞きましたが、珍しい作家さんですね。昭和はいいですね〜
      2016/02/19
  • どの短編も面白かった。『きんぎょの夢』が1番好き。誰からも好かれない奥さんが、本当の心情を吐露する場面で思わず感情移入してしまった。

  • おでん屋を経営する砂子には、結婚してもいいと思っている男がいる。ある日、店に見知らぬ女がやってきて......。
    婚期を逃した女のはかない夢を描いた表題作の他、結婚をめぐっての親と子の心の行き違いをテーマにした「母の贈り物」と、子のない老夫婦の哀歓を優しく見つめた「毛糸の指輪」の計三編を収録。

  • 内容としてはしごくありきたりで、特筆するようなこともありません。
    向田邦子女史が携わったのはあくまで"脚本"ですので、キャスティングや構成、演出を含めて、テレビドラマ版が最終的な"作品"と見るのが正しいのではないでしょうか。

    時間があれば、ぜひテレビドラマ版も拝見してみようと思います。

  • 「きんぎょの夢」「母の贈物」「毛糸の指輪」
    どれも何度も読み直したくなる。
    みそひともじ(三十一文字)=和歌

  • きんぎょの夢...不倫で上手く行きそうになる年頃の女性の話。うーん、読んでて痛々しい。
    短編三本どれもちょっと変わった家族の話の人情もの。嫌いじゃない

  • 砂子さんの歳が気になります。映像化された物にも触れてみたいです。向田邦子の作品「あ・うん」「阿修羅のごとく」も映画が面白かったので期待しています。

  • 初めての向田邦子さんの本。母の贈物が良かった。向田邦子さんの本をもっと読みたいと思った作品でした。

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著者プロフィール

向田邦子(むこうだ・くにこ)
1929年、東京生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。実践女子専門学校国語科卒業後、記者を経て脚本の世界へ。代表作に「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」。1980年、「花の名前」などで第83回直木賞受賞。おもな著書に『父の詫び状』『思い出トランプ』『あ・うん』。1981年、飛行機事故で急逝。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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