白球残映 (文春文庫 あ 12-8)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167351083

感想・レビュー・書評

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  •  
    ── 赤瀬川 隼《白球残映 1995‥‥ 文春文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4167351080
     
     直木賞
     
    (20231128)

  • 可愛い老人が多かった。

  • 野球小説って帯があったけど、それは第三話以降で、最初の二話はあんまり関係ない
    私としては逆に最初の二話は面白く読んだが、「野球小説」の三話以降はいまひとつと感じた

    文章はあんまりわかりやすくないしたどたどしさも感じる
    しかしそこにみずみずしさや誠実さを感じたのが最初の二編で、これはいいなと思った
    でも「野球小説」になってからはどうも面白くない
    どこがどう面白くないのか上手く書けないけど、平凡だし感動がない

    この作品が直木賞をとった理由がいまひとつ?

  • 113回 1995年(平成7)上直木賞受賞作。野球小説の短編集。5編収録されているが表題作はない。ベースボールを主題とするが主人公は中学生、青年、おじさんと各編で異なり、それぞれの世代での野球への視点、関わり方の違いが楽しめる。おすすめ。

    収録作:『ほとほと……』、『夜行列車』、『陽炎球場』、『春の挽歌』、『消えたエース』

  • 平成7年/1995年上半期の直木賞受賞。

    良く書けているが、イイ話っぽくしようとし過ぎかな。

    盛り上がりにもイマイチ欠けるものがある。

    63歳8ヶ月での受賞というかなり遅い年齢も影響しているのか、作家のエネルギー不足。

    ちょっと厳しい言い方だが、表現の平板さ、語彙の乏しさ、ストーリー構成など、作家としての才能の閃きが感じられない。

  • 第113回直木賞。
    野球にちなんだ5篇の短編からなる小説。といっても野球のゲームそのものの展開や緊張感を書くのではなく、野球にたずわさった人の人生を描いたドラマチックな小説。
    特に、地方球場でのプロ野球オープン戦の様子の描き方に情緒があり、作者の野球好きが見てとれる。

  • 大分などを舞台とした作品です。

  • 2004年10月10日購入。
    2006年4月14日読了。

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