- Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167502089
感想・レビュー・書評
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遥かに過去の話題なったようなところや場所を探して、旅をしていくも次第に帰り道が解んなくなってしまうようなビミョーな旅行記。
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村上春樹による名古屋考。
ゆるい本だけど、やっぱり村上さんは博学なんだ。 -
15/12/06、ブックオフで購入。
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するめクラブでは世間から軽蔑されこそすれ、尊敬されることはまずなさそうな土地ばかりを、わざわざ選んで出かけた。
名古屋、1度だけ食べてみたい店ばかり、名古屋では結婚したくない。熱海、1度だけ行きたい場所ばかり、熱海秘宝館、MOA美術館、不思議町1丁目。ハワイ、ゆるく過ごす場所、オアフ島神社仏閣巡りいいね。江の島、風呂、岩屋、エスカー、野良猫。サハリン、トド、ガガーリン公園。清里、ポール・ラッシュ。 -
――近場の秘境、パラダイスを徹底探検――と帯には書かれています。パラダイスと言えば桂小枝の専売特許と思えきや・・・村上春樹たちがパラダイスを探検というのです。ただし、近場と言いながら、そこにはハワイやサハリンの話が出てきます。名古屋のあんかけスパゲティーとかブラジャー丼とかもおもしろいけど、なんと言ってもサハリンが興味深い。「地球の歩き方」にしても「遠い太鼓」にしてもなかなか自分ではいけないところに連れて行ってもらえるからガイドブックとか紀行文は読んでいて楽しい。サハリン=樺太。もともと日本人も住んでいたけど、いまはロシア。北海道からすぐのところにあって、自然環境は北海道そのモノ。でも市場経済だったり文化は全く違う。このところ石油などの天然資源が見つかりインフラも急速に整ってきているようだけど、道が悪くてガタガタで長時間は車に乗っていられなかったとか。「行ってみたい!」とまでは思わないけれど、世界には(日本にも)まだまだ知らないところがいっぱいあるなあと気付かされた一冊です。三人の鼎談はともかく、順番に執筆されているところでは、少し肌に合わない文章もあり、ちょっとムズムズしてしまいました。まあその辺は飛ばし読みすればいいのだけど。
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今更日本人でハワイに行こうなんて人はいない。ハワイの観光はそれでは困るからとホノルルマラソンを作った。もはやハワイに行かなくても、南国観光地はいくらでもある。ハワイが憧れでもなんでもなくなった。
ハワイでは頑張る必要がない。まったりやればいいんだよ。誰も必死に頑張らない。 -
『日出る国の工場』のようなものと期待したがはずれ。は村上春樹、安西水丸のイラストだけが救い。もっとこじんまりとマニアックな内容の方がおもしろくなったのではないか。