陰陽師 龍笛ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-13)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 114
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528133

感想・レビュー・書評

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  • 陰陽師シリーズの第6弾!!

    晴明と博雅の友情というかけあいが凄く良い!!
    「ゆこうゆこう」の言葉のかなり耳に残る。

    兎に角、平安時代の雰囲気が凄い楽しめる作品です♪

  • 陰陽師、好きです。懐かしくなって読んだ。

  • もう読んでいると思っていたら読んでいなかった。太極の巻のほうを先に読んでしまったのに違和感なく読めた。清明の師・賀茂忠行の息子保憲との関係などがわかっておもしろかった。

  •  陰陽師・安倍晴明と源博雅の名コンビ。

     久しぶりに陰陽師を読みました。一日あれば読めてしまうという、素晴らしいかな、漫画みたいな小説!

  •  賀茂保憲、本格参戦です。飄々とした感じが晴明とも道満とも違っていて、この話の術者の中では今のところ一番お気に入りかも知れません。「むしめづる姫」の露子姫は、メインキャラになれそうな雰囲気なのですが・・・・・・今後また登場するのか楽しみです。「飛仙」に登場する、天足丸とは違う万病薬が凄く欲しいです。飛べなくても良いからその薬が作れるようになりたいです、ご老人。

  • 1月15日 2009図書館
    1月27日 ブックオフにて 105円

  • シリーズ第六作目にもなると、
    初めの方に出た作品達を読んだ時に感じたワクワク感や
    感動を同じように得る事はなかなか難しく、
    ファン達には、長年愛読し続けたからこそ感じてしまう
    「物足りなさ」、なんてとんでもなく
    贅沢な悩みがおまけについてくる事となる。

    しかし、この「陰陽師」シリーズには、
    息の長いシリーズだけに与えられる深み、
    円熟味が増してきたように思うのは私だけだろうか。

    著者夢枕氏の筆は益々月の光の如く冴え渡り、
    自宅の庭で、安倍晴明と
    その友人源博雅の交わす会話は、
    巻を重ねる毎に益々味わい深く、
    面白みのあるものになってきたと思うし、
    登場当時、かなり不気味なキャラで
    敵役要素が強かった蘆屋道満は、
    最近は段々と人間味が増し、
    なかなか話が分かり、可愛げある親父になっている。

    「むしめづる姫」の露子姫、
    「首」の賀茂保憲と
    新たな登場人物も加わり、
    虫をこよなく愛する、「ゴーイング・マイウェイ」なお姫様や
    いかにもひとくせもふたくせもありそうな
    晴明の師の息子であるこの男が、
    今後どのような華やスパイスを添えてくれるのか
    とても楽しみである。

  • 素敵晴明さんに酔いしれて下さい
    映画の原作と知らずに読みましたがいい本だと思います
    他のシリーズも読みたい…

  • 持ってないと思って買ったら持ってた!そして読んでたーーー!
    でも面白かったからよし。
    大極も同じ・・・

  • とある晩、安倍晴明の師・賀茂忠行の息子保憲が訪れ、晴明に厄介な一件を頼み込んだ。それは―。藤原為成が一条六角堂で妙な首に憑かれてしまい、命も危ういので助けてやってくれぬか、というものであった。源博雅とともに為成の屋敷へ向かった晴明は…。「首」の他、都の闇にはびこる悪鬼、怨霊たちと対峙する全五篇収録。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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