陰陽師 龍笛ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-13)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528133

感想・レビュー・書評

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  • なんか、すっかりこなれてきて、展開がワンパターンというか。それが悪いって話ではないけれど。

    なんかとりあえず晴明と道満がたわむれて、あとは酒飲んでるだけ~みたいなかんじが、何ともまったり。

  • 再読。6巻目。

    道満の他に保憲、露子という登場人物が増えていく巻。
    こんなアクの強そうな人物たちに囲まれて博雅は大変そうだなあ(笑)。
    でも博雅はそんな人たちと読者である私たちを繋ぐ架け橋みたいな人物なんだと思う。

  • 陰陽師シリーズ。短編。
    博雅と清明が冒頭でお酒を飲むシーンではよく季節を題材に会話が展開するのですが、
    今回は特に文庫にして季節の順番に違和感を感じました。
    「文月(8月)→秋(9月)→藤の咲く季節(5月)→桜(4月)→梅雨(6月)」
    と進むのですが、最後3話の順番を変えられなかったのか。

    ともかく、今回は藤の咲く季節の「むしめづる姫」がとても美しくて好きです。

  • 2005年3月21日購入。
    2005年4月9日読了。

  • はまってしまい、シリーズ連発して読んでいます。
    晴明の屋敷の簀子の上で酒を酌み交わす二人を想像してしまいます。いつもは濡れ縁が多いかな、えっ、ところで濡れ縁って何?とかいろいろ調べたりして、楽しく読んでいます。晴明の陰陽師としての能力、博雅の楽の才能、それらが一つになって問題を解決するところ、いいですねえ。

  • 2010.2.25再読

  • ずっと気になっていたので、読めてよかった。
    めっちゃ面白い!って感じではなかったのだけど、このシリーズは読破しておきたいかな。
    軽く読めるのもいい。

  • 20031130

  • 表題のとおり,陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた短編集第5弾。
    武士の源博雅とのコンビは映画化もされている有名な設定だが,
    なぞに挑むホームズとワトソンのように良い味を出している。
    晴明のライバルとして登場した蘆屋道満に続き,
    晴明の師の息子である賀茂保憲が登場する。
    古語を交えながら読みやすく平易な文章で書かれており,
    平安文化も巧みに織り混ぜられていて楽しめる。
    個人的には「むしめづる姫」,「呼ぶ声の」が良かった。

  • 2009.05.09 読了

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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