陰陽師 龍笛ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-13)

著者 :
  • 文藝春秋
3.68
  • (151)
  • (194)
  • (369)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 1901
感想 : 114
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528133

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館で一番始めの『陰陽師』貸して下さいってお願いしたら、この本を司書さんが渡してくれた。
    でも、読み始めたら何か違う~(ToT)
    だけど時すでに遅し。やめられない、とまらない。面白くて一気読み。一話完結だから、ストーリーもわかったし。
    『首』とか心臓ドクンドクン、怖かった~!『むしめづる姫』はよかったなぁ。晴明、博雅はもちろん魅力的だけど道満や保憲も気になる存在。
    もうこれは、全て読むしかないシリーズ!

  • 陰陽師シリーズ。

    集中的にシリーズを読破しているところですが、全然飽きが来ず、いつまでも読んでいけそう。
    「むしめづる姫」の露子姫がやっぱりイイ。途中の芋虫描写はちょっと、、、と思ったけど、彼女のキャラは素敵。また出てきてくれるといいな。賀茂保憲も今後、レギュラー化してくるのかしら。道満とはまた違った意味で、こちらもちょっとお騒がせな感じ。悪気がなさそうなだけに、晴明も苦手としているのかな。どんどんキャラが増えていくので、シリーズ読みが楽しい。

  • 相変わらずの二人。この雰囲気が大好き。
    無残なシーンもあるが、『むしめづる姫』の月光の中を舞う蝶の羽を持った式神や、『呼ぶ声の』の月光と舞い散る満開の桜など、美しい情景の描写は読んでいて心が澄む。

  • シリーズ5作目

    全体的に静かで美しい雰囲気が魅力の巻。
    どのような相手にも丁寧な態度で接する晴明を、見習いたいと思う今日この頃。
    それでも、博雅には砕けた態度であるのも良い。

    *2015.3

  • 大掃除で発見。
    以前読んだかもと思いつつ…
    桜舞い散る『呼ぶ声の』が好き

  • いつもながらたんたんと幸せなかんじ
    ですな
    むしめづるは危なかったねー
    姫の心の素直さが出ました

  • 時々、岡野陰陽師を読んでいると、夢枕陰陽師から、遠く離れたところにきたなぁと思います。
    でも、ときどき、やっぱり原作、さすが原作と思わせる話がきっちりあってよいですねぇ。

    人物の取り扱い方、特に陰陽師の術者関係は、道満にしろ、保憲にしろ、かなり扱い方が両陰陽師の中で違っているのですが、なんか、作品中の人物の韜晦の仕方とかは、ときどき、ドキッとするほど似ていたりします。

  • シリーズ6作目

    「首」
    「むしめづる姫」

    の2作が面白かった(^_^)v

  • 虫の姫のお話。とても心あらわれるおはなしでした。

  • 「むしめづる姫」がいつもとテイストが違ってよかった。

全114件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夢枕獏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×