陰陽師 夜光杯ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-20)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528201

感想・レビュー・書評

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  • 晴明の庭で酒を呑んでるシーンを想像すると、実際に桜や梅、梅雨の雨の匂いと共に博雅の葉二の音が聞こえてくるような気がする。個人的には蚓喰法師の話が好き。

  •  平安の都を移ろいゆく四季。
     花の香り。雨のにおい。
     虫の音。笛の音色。

     ゆったりとした時の流れの中、
     黙して酒を酌み交わす漢ふたり。

     都を騒がすあやかしとて、
     季節のうつろいの内。

  • 清明と博雅の「ゆこう」 「ゆこう」 「そうゆうことになった」がおもしろかったです。 

  • おもしろかった!!
    毎回交わされる「ゆこう」「ゆこう」が好きです。

  • このシリーズ結構好きでだいたい読んでます♪
    文字少ないし、短編ばっかりだし「それでそれで?」ってなるからさくさく読めるしね。

    あとなんか読んだ後まどろんだ空気になる。
    庭で季節の植物を眺めながら一杯やりたくなりますねo(^-^)o庭なんかないけど。

  • 毎回のことながら情景の描写が美しい。テンポもいつも通りで読みやすい。博雅は感情豊かでいい人やなぁ。

  • 何度読み返してもため息が出るほどうつくしい。20130306再読

  • 今回はさくっと読める軽いお話が多く、読み応えはあまりなかった。
    でも、2人の風雅な日々を久々に見ることが出来たのでよし。

  • 小田原などを舞台とした作品です。

  • これはよい。
    きつすぎる内容でなく、案外あっさりとしている。
    様々な怪異は起こるが、すっきりしていて心地よい。
    博雅と清明のほのぼのとまで感じられるやりとりもいい。
    とっても日本を感じるねえ。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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