- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167528249
感想・レビュー・書評
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面白かったー。清明と博雅のコンビ大好きだ。
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うむ。今、「逆髪の女」を読み返して、ホロッときていました。
「ものまね博雅」や、「鏡童子」など小品も、いい感じです。
ただ、これこの本のラスト2編。つまり、ラスト2編が連続で小品。
作品の並べ方は、もうちょっと工夫してもいい気がします。 -
なあ、晴明よ。ーー
人という器は、あまりに多くの悲しみに満たされると、心を亡くしてしまうのだなーー -
2013/05/31 いつもの安定感。
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☆3.9
あっさり読めて面白い。清明・博雅、いつも通りの二人。
それにしても博雅は素直な良い子(?)だなぁ。これだから清明とも付き合えるんだろうとおもってしまう。
「ゆくか」
「ゆこう」
「ゆこう」
そういうことになった。
の流れが好き。 -
四季の風情を見つつ、酒をほろほろ飲みながら、あやしの話を聞いて、二人でふらっとでかけてゆく。
永遠のマンネリだけど、いつでもすんなり世界へ没入できるマンネリ。
「呪の話をするな」と拒否反応する博雅が、とても可愛くてよい。
拒否する割りに、一番深奥に近い接し方をしているのに。とにかくフラットな対応でくるからですか?妖の出来事に対して。
男と女の恋情ゆえの、鬼と化ける話が印象深い。これも、古今東西の鉄板の話。
「炎情観音」がこわさとかなしさで、印象深いです。 -
2013/3/7購入
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「博雅よ、それはそうとしてもだ。おれには、もうひとつ、生きてゆくに必要なものがある────」
「何だ?」
「おまえさ、博雅」
どうしてくれよう、この男ふたり。
薄い本、作っていいですか。(今更)