- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167660888
感想・レビュー・書評
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すっかり有名になった辛酸なめ子が、数年前の世相(主に話題の人など)を独特の観点と言い回しで綴ったエッセイ集。今(2006年)から見ると『ごまっとう』『ZONE』など最近見かけないグループ名が取り上げられていたりして、それはそれでおもしろいかも。
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相変わらず なめ子節全開です 電車の中でニヤニヤしたおかしい子にさせられてしまう文章力にただただ脱帽です 思考の脱線具合も完璧。
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ハーレクインの不条理極まりない外国のイケメンの描写が微妙に今の私のおキニにどんぴしゃ。そうか、あいつ輸入品だったか…。「逆三角形の逞しい胸」そして「へその下の毛がフサフサと生えてその下の茂みを連想させる」セクシーな彼には…(以下略)。
この人の手にかかると総ては斜めに捻られたキュートで過激な世界に変わるんじゃないかと。
そして微妙な上品さがたまりません。ラヴ。 -
女のどす黒い部分を、面白くクローズアップさせたら天才。
アイドルやら、世の中のことをねっとりと切っていきます。
ねっとりしているのに、読み終わった爽快感は不思議な気分です -
いろんな意味で副作用が出そうな本。
やっぱ辛酸さんはおもしろい。
おもしろさでは彼女にはかなわん。