High and dry(はつ恋) (文春文庫 よ 20-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167667030

感想・レビュー・書評

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  • ばななさんはもう読まなくていいかも。
    ちょっとくどい。『こういう人いやだ』みたいな表現多くて読んでていい気持ちじゃない。絵があまったるすぎる。
    私大人になったのかしら~ばななさん卒業!

  • 読み終えたあと、この本を高校時代の同級生に紹介したくなった(今度手紙でも書こう)彼女は今年結婚し子どもを産んで母親になった。親目線、主人公の14歳の少女目線、その子のはつ恋の男の子目線、どれも彼女の目線になりうるような気がした。そういえば小さいころ絵画教室に通っていたと言ってたなあ。

    絵を描く、彫刻する、小さな宝物のようなものをつなぎ合わせていく。ものをつくること、あらかじめうまれる前からそこにあったもの・見ていたものがある時自分に降ってきて道具が手に操られ導かれるようすらすらと動きだす。神秘的な瞬間・瞬間・一瞬を留める。
    男女の関係、年齢、かたちや言葉ですべてを言い表せないもの、またはそれだけでははみ出してしまうものを書いているようです。

    作者は案外さらっと書いたような気がする。芯に迫るような押し迫った感じは、ないなあ。

  • なんだか不思議なお話。
    でも主人公の気持ちに共感を得るところが多々あってほっこりしました。

  • 文教大学広告企画制作サークルの発行誌 『FOGPARTY』Vol.6 において、「本~めくり、ひろがる、せかい」の特集に応じ、学生の皆さんから選ばれ紙面にて取り上げられた図書です。

    企画コーナー「FOGPARTY Vol.6 掲載図書」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
    展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2012/1/10-3/19まで】

    湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1519102

  • 「生まれて初めて、ひとを好きになった瞬間を覚えていますか?」


    「自分の考えをよく見てみると、きっとそれぞれに色があるだろう?色として見えなかったとしても、しいて言えばどの色に置き換えられるかは想像できるだろう?それをどんどん塗っていってみたら?」


    「人を好きになるとこんなにも、つらいけれどいい涙が出るなんて知らなかった。」


    「…時間よ止まれ、もうこれ以上絶対に進まないで!」

  • めっちゃ良い

  • 中学生という大人には分類されない年齢の女の子が絵の先生に恋をするお話。
    よしもとばなな独特の思想(?)が描かれているため、少し飽きる部分もあったが、挿絵もかわいくてスラッと読めた。

  • 登場人物が素敵!
    話はややスローテンポですが、おもしろいです~

  • 確か発売当時すごく宣伝されてたり話題になってた気がします。
    何だか今のあたしに境遇が似ててびっくりしました。
    家族構成とか環境とか違うところの方が多いけど。

    キュウくんいい人だなぁ。
    20代後半の男の人から見た中学生ってこんな感じなの?

  • すーごいよかった!
    表現とか精神世界がすごくじんわり染みた。
    友達に借りたけど、ぜひ買いたいと思った!

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著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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