ワーキング・ホリデー (文春文庫 さ 49-1)

著者 :
  • 文藝春秋
3.90
  • (332)
  • (620)
  • (352)
  • (41)
  • (11)
本棚登録 : 4264
感想 : 414
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167773335

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 坂木さんの本って良い意味で普通。
    大どんでん返しのストーリーを読む体力はないけど、読みやすくて安定して面白い本が読みたい!て時に手に取りやすい。

    今回もそんな読みやすい1冊だった。
    ミステリ要素はほぼ皆無で人情と家族の絆ものって感じ。

    由希子との別れエピソードが軽いなーと思ったけど、実際の別れだって全てに重いストーリーがあるわけじゃないし。

    これからの由希子さんと大和の関係がどうなるのか布石が投じられて終了。

    個人的にはもうちょっとミステリっぽい方が面白いと思うけど、そうすると「先生と僕」になっちゃうかな?

  • 元ヤンキーでホストとして働く主人公の前に、息子だと名乗る子どもが現れた。
    突然現れた我が子と夏休みの間、共に生活をすることになる。
    お互いに戸惑いながらも、親子としての絆が芽生えていく。

    よくある感じの家族話。
    衝突あり、事件あり、最後には解りあい絆が深まっていく。周りの協力も得て、お互いにかけがえのない存在になる。
    登場人物それぞれのキャラが立っていて、それがぶつかり合っていないのが上手いと思う。
    でも、そもそもヤンキーが好きではないので頭の軽さ加減にまぁまぁうんざり。

  • 突然現れた小5の息子と暮らすことになった大和。宅配ドライバーに転職し、息子との絆を深めていく。ほのぼの小説。

  • ホストをやっていた主人公のところへ、息子と名乗る人物がやってきて、、
    生き方を見直していく本。
    うーん。ちょっと軽いかな

  • ハラハラする事も意外性もない
    安心して読めるけれど、ヤマトと進のわだかまり感がなさすぎて、ちょっと現実感が薄いかな〜

  • 軽い口調ですぐ読み終わる。

  • なんかほのぼのすぎて、俺には合わん。そんなに急に自分の子言われて愛おしくなっていけるもん?俺にはよくわからんし、なんか全ていい話すぎてねー^^;

  • 元ヤンキーのホストの所に、小学5年生の男の子が突然「僕のお父さん」とたずねて来て、夏休みだけ同居することになる。「僕のお父さん」はホストを辞め、宅急便の会社に勤めることになるが、父子の周りは皆いい人で、子どももとても好ましい子。
    語りは、口の悪い「僕のお父さん」の一人称で進められる。

  • 元ヤンキーでホスト上がりの熱血男のところに突然子供を名乗る子が現れて子育てに奮闘するホームコメディ。
    読みやすいけど解決しないところがある。と思ったらまだ続くらしい。
    お父さんはちょっと恥ずかしい。

  • そろそろ湿っぽい感じの文章と、性善説というかあまりにも『良い子ちゃん』なトコロが鼻につきだした。

著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坂木司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×