こいしり (文春文庫) まんまことシリーズ 2 (文春文庫 は 37-2)
- 文藝春秋 (2011年11月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167783020
感想・レビュー・書評
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江戸プチセレブ男子でやんちゃの麻之助が結婚して立派になった
とかではなく
でも、夫婦が良い感じでわかりあっていくプロセスもあったりして
またまた楽しい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
麻之助の結婚から始まるこの話。しかし、親友のお父さんが倒れてしまい……。
麻之助、そんな気持ちで結婚していいのか?(江戸時代じゃあ当たり前のことなのか?)など、思いましたが、心配なさそうです。
親友が代替わりをして、一家を支える立場になり。いつかは親の跡を継がなければいけない。という、そんな思いも伝わってきた1冊でした。 -
内容(「BOOK」データベースより)
町名主名代ぶりが板についてきた麻之助は、ついに祝言をあげることに。けれど花嫁を迎えに出ようとしたその時、悪友・清十郎の父が卒中で倒れてしまう。堅物の父・源兵衛から「かつて訳ありだった二人のおなごの境遇を確かめて欲しい」と頼まれた清十郎は仰天し―大人気「まんまこと」シリーズ第二弾。
令和4年3月20日~23日 -
新婚となった二人。
相変わらずの遊び人の麻之助だか、何となく町のの揉め事に関わってしまっては彼なりの名裁き?
「せなかあわせ」はちょっと切ない話だが、麻之助とお寿ずの仲の良い夫婦姿がみれてほっこり。 -
新規の本購入の禁を破ってしもたヨ
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町名主名代の麻之助の奮闘を描いた「まんまこと」シリーズの第2弾ですが、本作は6つの短編構成となっております。
いろいろあったもののお寿ずと所帯をもった麻之助が親友の清十郎と吉五郎とともに町で起こる騒動を解決する展開で、切ない話やほっこりとする話で満ち溢れ面白かったです!
また本シリーズを読み進めていきたいと思います! -
町名主の息子達が繰り広げるゆる〜いトラブル解決。
思い込みが激しく一本気なお寿々さんが、いい感じに事態を混乱させてしまうところが可愛らしいです。
頭がキレるくせに真面目な人生を途中で放り投げて遊び人になった麻之助の奥さんには、これくらいの人が相応しいかも。
更には小貞の一味が仲間に加わったことでバタバタ感が強化されてより面白くなってきたので、次作以降もレギュラーメンバーが増えていくのを楽しみにしたい。 -
結婚しました。が、まだちょっと未練たらたら気味ですかね…お寿々さんの感が良すぎるのも困りものです。
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挫折
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今回は主人公の嫁取り物語。これはめでたい! と素直に喜べない事件もおこり、まさに波乱万丈。慌ただしさのなかにも人情味あふれる人と人のつながりにほっこりできるのはやっぱりいいなと思います。
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町名主の跡取り息子麻之助のまんまことシリーズ第2段。無事?お寿ずと結婚し、落ち着くかと思えば全く落ち着かないが、1巻よりも勢いがあって面白かった。中盤お寿ずが全く出てこず、扱いが…と思っていたが、最後は持ち直したか。苦しい恋のお相手ではないが、だんだん夫婦らしくなってきて一安心。吉五郎ファンとしては、吉五郎の(ある意味)最強振りを見られて満足。男に好かれる男は魅力的。
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2018/3/5-3/14 江戸情緒溢れる作品。「まんまこと」の続編。麻之助と清十郎、吉五郎のやり取りが楽しい。続編が楽しみ・・・
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清十郎の父が亡くなりましたが、麻之助はお寿ずと夫婦になりました。
これからも登場する高利貸の丸三、両国の顔の貞、
おこ乃ちゃん、猫のふにが初登場の賑やかな短編集です。
「百物語の後」が秀逸。意外な結末に感服です。
いろいろ事件がありますが、
お寿ずと心が通うようになっていく様子が好ましい。 -
結婚しても、妻が出来た女でも、「もしもあの時こうしていたら…」を引き摺り続けるのは男のロマンチシズムなのか。
お寿々もやれやれ、となるわな。
吉五郎と清十郎がまたいい友で。 -
恋愛関係の不穏さにビクビクしますね。(^^;
麻之助の気持ちがちょっとつかめない感じがするのはお寿ずの方に思い入れがあるってことでしょうかね? -
28年5月27日読了。
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シリーズものと知って慌てて買った2冊目。
どうも麻之助がちょっぴりなよっと見えてしまうんだけど(語尾のせいかしら?)、おっとりしつつも事件を解決してバランスいいのかもしれない。
吉五郎の出番が少なかった気がして、3人の幼馴染コントが好きなので、もっとやってほしかった~ -
町名主高橋家の息子、麻之助が次々と事件を解決していく、第二作品目。
あとがきに、一冊目は畠中さんが構成をしっかり考える。それ以降は登場人物が勝手に動き出すと書いてあったが、本当にこういう人物たちが実在したかのように思えてくるのが不思議。
きっとそれは、畠中さんの頭のなかで鮮明にこういう世界があり、それを言葉にして詠っているからだと思う。 -
20151114読了
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いざ、というときに地力が見えるようで。。。
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今回も文句なく楽しかった。
もう、百物語なんか良かったぁ
痛快というよりもよく練ってある感じがいい。
お気に入りの一冊になりましたよ^^ -
麻之助シリーズ第二作。前作に比べ、ミステリー仕立ての強い作品になっているため、さくさくと読める。細やかな筆致で安心して読める感じ。ただ、お寿ずさんのキャラクターが少し平凡すぎて物足りなく感じた。
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古町名主の跡取り息子,麻之助の飄々とした佇まいがなんとも言えず,遊び人風ではあるが,肝心なところでは間違わない,筋の通ったところが魅力的だ.連作短編風のちょっとしたミステリー仕立てで物語は進んでいく.なんでもない日常に積み重ねのようで,しっかり時が流れていくのもいい.
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仲間がいっぱい。いいね。どうしてもしゃばけシリーズの若旦那と印象がかぶってしまって、二人の個性的なお友達は佐助と仁吉に。ちょいと残念な感じ。
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しゃばけシリーズ読んでから、こちら読み始め。しゃばけシリーズの時もそうだったけど、2作目がいい。
面白かった。 -
江戸の言葉を少しずつ覚えてきたかも!
昔の事を想像しながら読めて楽しい。
登場人物たちのこともとても好きになりました。 -
ほっこりしましたが、あとがきを読んでちょっとどうなるかと…
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今回も たのしい!
なんだかわざわざ 揉め事に巻き込まれにいってるきがする。
「ふに」かわいい。