隻眼の少女 (文春文庫 ま 32-1)

著者 :
  • 文藝春秋
3.24
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本棚登録 : 2865
感想 : 301
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  • Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167838461

感想・レビュー・書評

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  • まやミステリーあるあるの連続どんでん返しもの。
    少し無理がある箇所もありますがラストの衝撃は膝から崩れ落ちた。

  • すっごく面白かったー!
    山深い寒村で発生した少女の首切り事件。それに巻き込まれた主人公。って、内容について言えるのはここまで。あとは何をいってもネタバレになってしまう気がする。
    ミステリ好きにはたまらない、本格ミステリの魅力が詰まった作品だった。

  • いやーかなり衝撃でしたね。
    探偵が実は犯人でしたというパターンはいくつか読みましたが、この作品は特にインパクトが強かったです。

    静馬と同じように完全に欺かれていました。
    そして巻き込まれた琴折家が可哀想すぎます。

    3代目みかげがとてもいい子だということだけが救いですね。

  • 確かにこのヒロインは、やばかった。
    ネタバレ厳禁なので、何も見ずにただ読んでみることをおすすめします。
    第一部で、かなりの満足感というか、1冊分の量と価値があります。
    第二部で何か起きるのかなぁ、とあまり期待してなかったのですが、
    何度もひっくり返されて、そう落ちるのかってなります。
    オススメです。

  • 長年の積み本を読破。最初は麻耶雄嵩の変態さがなくて全然進まなかったけど、やっぱり変態だった。第二部は最高。読み進めたくてたまらなかった。麻耶中毒。本格ミステリに見えてしっかり変態ミステリだった!

  • なんとなく引っかかっていた部分が伏線となっていて感心した。バッチリ騙された。

  • 2020/05/09読了
    #このミス作品24冊目

    名家琴折家で起こる連続殺人事件に
    母娘2代にわたり御陵みかげが臨む。
    残り20ページまでが完全に茶番。。
    後味悪さは賛否分かれそうだが、
    ドンデン返しに結構楽しめた。

    あとコレ、装丁で損してるよね(汗

  • 最喜欢的一本推理小说,除了线性发展略显直接了一点外,方方面面都有兼顾到,不单是多重解答与反转的惊人,轻盈的时代感与些许生死的探讨都有戳中,尤其是动机的揭露,绝上加绝。即使换个角度,从本格与后期奎因问题的方向来看,也是难得一遇的大杰作。俺永远喜欢御陵御影!!

  • 長編は初挑戦だったけど、やっぱりミステリーに忠実かつファンタジーでなんかふわふわしている世界観が好き。
    どうだろう、どんでん返しといえばそうなのか。読者を裏切り、置いてけぼりにし、最後は薔薇の花束でサプライズプロポーズ的な。もう、振り回させたよ。でも好き。

    でも根底には本格派の香りが漂っていて、謎解きは論理立っているところもあっぱれ。
    長くて少し古い伝承とかが絡んでとっつきにくい感じが最初はあるけど、最後は2時間半(新幹線)で一気読みしちゃうくらいのハマりようだから、おすすめマックス。

  • 探偵が犯人ってすごく珍しいですね。新鮮でした。

著者プロフィール

1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の91年に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビューを果たす。2011年『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞と第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。15年『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞を受賞。

「2023年 『化石少女と七つの冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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