コラプティオ (文春文庫 ま 33-1)

著者 : 真山仁

• 文藝春秋 (2014年1月10日発売)

感想・レビュー・書評

[ようさんの感想 · 2014年5月13日]

政治と原発を真山仁が描く。
とは書いてあったけど、あまり原発関係ないのでは。
やっぱり権力は腐敗するのかね。
必要悪は悩ましいけどね。

[lsa8940さんの感想 · 2014年5月8日]

真山作品にしてはラストが充実。
葛藤する学者秘書の存在が明らかにモデルの実在を感じさせる。
大須賀官房長官は、菅義偉…？

[jkrabiさんの感想 · 2014年5月1日]

小国のウラン鉱山の利権をめぐり、原発を売り出したい首相陣と新聞記者の攻防。首相の補佐も国の大事かクリーンさかで揺れる。
単純な正業vs.悪ではなく、皆自分の正義を貫こうとし奔走する。話の展開が読みづらく、次が気になる。流石真山氏、キャラが魅力的適材適所のキャラがしっかり話を進めて、幅広く彩りを着けている。ラストも良く、読みごたえ充分。

[realkeijpさんの感想 · 2014年4月19日]

大メディアの役割は権力の監視だと改めて感じた、真山仁著『コラプティオ』> 詳細 >「身軽に気軽に移動のできる、創造的な人生を送るためのブログ」http://goo.gl/mvEJMd

[ayustatさんの感想 · 2014年4月3日]

震災後の日本に現れたカリスマ総理・宮藤隼人は、”禁断の原発政策”に日本復興を託すが、その矢先、一人の日本人がアフリカで殺される。事件の背景に広がる政権の闇を追いかける新聞記者と、宮藤を支える若き側近は、暗闘の末、最後に何を見るのか。謀略渦巻く政治の世界を白熱の筆致で描く真山文学の真骨頂！

[yamagjinさんの感想 · 2014年3月29日]

さすがは売れっ子。ぐいぐいと引き込まれてしまった

[zhongxiaさんの感想 · 2014年3月22日]

連載は３．１１以前とのことだが、文庫本は大幅に加筆されている。
エネルギー問題。簡単には答えは出ないが、この作品は小説ではあるがなかなかに奥が深い。

[39sakuraさんの感想 · 2014年3月12日]

面白い。オススメできる。

[sasayacaさんの感想 · 2014年3月6日]

稚拙だったものが本物に成っていく。
本物だと思ったものが虚像に成っていく。
希望、正義、虚栄心、腐敗が絡み合う人間のぶつかり合い。
登場人物の心情の変化に引き込まれていき、底にはやはり熱さが感じられる。
クライマックスをさらに厚く描いてあれば…

[toyonofuさんの感想 · 2014年2月27日]

最初は読みずらかったが後半は面白い！かの小泉総理はスキャンダルが出る前に辞めたよね

著者プロフィール

１９６２年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、２００４年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。映像化された「ハゲタカ」シリーズをはじめ、 『売国』『雨に泣いてる』『コラプティオ』「当確師」シリーズ『標的』『シンドローム』『トリガー』『神域』『ロッキード』『墜落』『タングル』など話題作を発表し続けている。

「2023年 『それでも、陽は昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」